歌手の氷川きよしが7月20日、、都内で行われた歴史シミュレーションゲーム「信長の野望・新生」(コーエーテクモゲームス)の完成発表会に登壇した。
1983年に1作目「信長の野望」を発売してから39年。シリーズ累計出荷本数1000万本を超える人気シリーズで、本作は4年ぶり16作目となる。
氷川きよし「マグマがたぎるような思いで歌わせていただきました」
エンディングテーマの「雷鳴」を担当する氷川は、「『信長の野望・新生』という素晴らしい作品に参加させていただいて本当にうれしく思います。エンディングテーマの楽曲が格好良くて、『こういう曲を歌いたいな』って思っていた曲になったので、マグマがたぎるような思いで歌わせていただきました」と、発言からも楽曲への自信が感じられた。
オファーをもらった時の心境については、「ゲームの中で曲が流れるというのがすごくうれしくて、すごく“コーエー”です(笑)」と初めてのゲームとのコラボのうれしさを伝えた。
そして、「自分も(ゲームを)エンディングまでちゃんと頑張らないと。いつも最後まで行けずに途中で諦めちゃうんです。もしエンディングまで行けて曲が聴けたら泣いちゃうかもしれない。クリアできるかな?」と、うれしい反面、不安も少しよぎった様子。
また、エンディングテーマだけでなく、“戦国武将”のキャラクターとして作品中にも登場する。「本当に素晴らしいデフォルメをしてくださって、原型がないぐらいきれいな顔なので申し訳ないなって。でも、髪の毛の長さは(キャラの長さに)もう少しで到達しそうなので、頑張って伸ばしたいと思います」と笑顔を見せた。
氷川きよしの“野望”とは…?
さらに、氷川の“野望”も発表。「やりたいことは片っ端から挑戦して型にとらわれないアーティストになる!!」というもので、「なんでも挑戦しないと後悔してしまうので。やりたいことはやって楽しみたいなと思っています。自分が道を作るぐらいの気持ちでやりたいです。何事もやる前は不安ですけど、限界突破すると次のドアが見えてきます」と常にチャレンジしたい気持ちを表明。
初披露となるエンディングテーマ「雷鳴」を熱唱した氷川は、最後に「『信長の野望・新生』に参加させていただけて本当にうれしく思います。ぜひ多くの方に楽しんでいただきたいですし、私の「雷鳴」も聴いていただきたいと思っています」というメッセージで締めくくった。
「信長の野望・新生」(PlayStation4、Nintendo Switch、Windows)は7月21日(木)発売。氷川が歌うエンディングテーマ「雷鳴」も同日にデジタル配信がスタートする。
◆取材・文=田中隆信