声優・麻倉もものニューアルバム『Apiacere』が、7月27日(水)にリリース。今回のインタビューでは、本作の制作過程や収録されている新曲のエピソードなど、『Apiacere』の魅力をさまざまな視点で掘り下げていく。
今までにない曲が、しかも自分発信でできたという満足感もある
──アルバム『Apiacere』は既発曲6曲に加え、新曲6曲が収録されます。どんなアルバムになったと思いますか?
私の新しい一面を見てもらえるようなアルバムになったんじゃないかなと思います。特に新しいことをしようという意識はなかったのですが、並べてみたら今までの曲とは違う曲が揃って…。
──「新しいことをしようという意識はなかった」とのことですが、つくる前に「こういうアルバムにしたい」とか「こういう自分を見せよう」みたいなことは考えていたんですか?
そういうものは決めてなかったです。既存の曲が6曲あったので、バランスを見て「こういう曲がほしいな」と決めていきました。
──リード曲「eclatante(エクラタンテ)」はジャジーな1曲。これまでの麻倉さんの楽曲にはないテイストで新鮮ですね。
この曲は、私が「こういうブラス(サウンドの)曲をやりたい」と思って提案してできた曲なんです。歌詞も、私の曲はストーリー性のあるものが多いのですが、この曲は私の理想の女の子が好きそうなものを詰め込んだようなもので。そういう意味でも新鮮な曲に仕上がりました。今までにない曲が、しかも自分発信でできたという満足感もあって、すごく好きな1曲です。
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