【恋ヘタ連載】田中圭がドラマ前半の名場面を振り返り!「あれは難しいシーンだった。臨ちゃんとかなり相談しながら演じました」
恋に不器用な男女が繰り広げる大人のためのラブコメディー「恋がヘタでも生きてます」(日本テレビ系)も今夜が折り返しの第7話。スペシャル連載第7回は、雄島佳介役・田中圭が選んだドラマ前半(6話まで)のお気に入りシーンを発表!
5月11日(木)放送の第5話では、やっと結ばれたのもつかの間、佳介の素っ気ない態度に美沙(高梨臨)はまたイライラ。ほどなくして巡ってきた美沙の誕生日当日、学生時代の元カレ・黒川(小西遼生)が美沙を呼び出し強引にキス! そんな2人を佳介が見ていて…という展開。18日放送の第7話では、美沙が初めて佳介への思いを口にする!
そんな“恋ヘタ”たちの一進一退を描いてきたドラマ前半6話までの中から、田中圭がお気に入りのシーンとは!?
“自己紹介しながらのキス”で「佳介が余計わからなくなりました」
まず印象深いシーンに挙がったのは1話(4月6日放送)、美沙と佳介が2回目に公園で会ったシーン。佳介は「僕は雄島佳介。年は33歳。誕生日は…」と自己紹介しつつ、「それで今は…気になる人がいる」と美沙に突然キス!
「あそこはすごく難しいシーンでした。あれをどう成立させるか高梨さんとかなり相談しながら演じました。クランクインしたばかりで、まだ撮影のリズムができあがる前だったっていうこともあって、すごく思い出深いシーンではありますね。」(田中)
このシーンをやったことによって“佳介”になった? 「全然そんなことはなかったです(笑)。余計わからなくなりました。どうしよう…って」
おんぶシーンは「2人の空気感が印象に残っています」
4話(4月27日放送)で佳介が美沙を伴って訪れたのは、しっとりとした風情の旅館。部屋に入ると佳介が美沙を求めてきて…。田中が挙げたのは、まさにこのシーン。
「(映像に美沙のモノローグを重ねるため)ベッドシーンまでの流れをけっこう長いカットで撮っていったんですが、その時間がなかなか長くて(笑)。どう持たせるかが難しかったですね。自分でゆっくり服を脱ぐっていう工夫もしたり。4話はみんなでオンエアを見たんですが、このシーンは爆笑でした(笑)」
もう一つ、田中が「印象に残っている」と話したのは5話(5月4日放送)、美沙と佳介の思いがかみ合わなかった遊園地での初デートのあと、靴ずれした美沙をおんぶし「僕も本当のことを君に伝えるから、君も、自分がどうしたいのか言ってほしい…ちゃんと受け止めるから」と語りかけるシーン。
「おんぶのシーンは、1カット長回しでの撮影でした。その中での2人の空気感が印象に残っています。2人を結びつける肝となるシーンだったので、いい場面だと思います」
ケーキのイチゴは「そんなにこだわらないです」
恋愛にまつわる名ゼリフやユニークなエピソードもたびたび飛び出す本作。田中が印象に残った“名ゼリフ”は?
「4話で司(淵上泰史)が千尋(土村芳)に向かって言う『俺が教えられるのはセックスだけだ。あとのことは経験ないからわからん』というセリフ。そんなこと(笑)…すごいセリフじゃないですか? あれは名台詞です。衝撃でしたね」といたずらっぽくニコニコ。こんなこと、言ってみたいですか? 「死ぬまでに1回言ってみたいです(笑)」
6話ではバスキアの面々が「ケーキの上のイチゴをどのタイミングで食べるかで、その人の恋愛傾向がわかる」と盛り上がる場面が。
“イチゴを最後までとっておく人は一途で奥手、真っ先に食べる人は移り気で浮気性”なんだとか。佳介は真っ先にイチゴをパクリ。では田中自身の傾向は?
「僕? ケーキは先っちょからです。でも、イチゴを最後までとっておくってこともないです。やっぱりケーキは一番最初のちっちゃい三角形になっている部分、あと、一番最後のあの食感が違うところをどう切ってやろうかっていう、一番最初と最後が好きですね。イチゴも好きなんですけど、そんなにこだわりはないですね。イチゴちょうだいって言われたらいいよって言っちゃうかもしれない」
18日放送の7話でも、田中一押しの名場面が! 「美沙が初めて佳介に『好きです』って言う場面。それで美沙と気持ちがまた寄り添って仲良くなるのに、佳介は自分の気持ちを全然伝えなくなるんですよね。『ちゃんと言えよ!』って…でも、そんなところも見どころの一つです。だって、ドラマですから!」