乃木坂時代から取り組むラジオがきっかけで、卒業後も言葉で伝える仕事の道へ
――2月に乃木坂46 を卒業後、セント・フォースに所属することになりました。ファンの方や周りの方などの反響はいかがでしたか?
驚かれた方がすごく多かったように思いますが、同時に、「おめでとう」って言ってくださることも多くて、うれしかったですね。今まで一緒にお仕事してきた方やスタッフさんも「すごく合ってるね」って言ってくださるので、この道を選んでよかったなって思っています。
――セント・フォースに所属を決めた理由を教えてください。
乃木坂46時代にラジオ番組をずっとやっていたので、漠然とですが、言葉で伝えることができるお仕事をやっていきたいなとは思っていたんです。それで事務所を探しているときに、セント・フォースさんの面接を受けて。やっぱりアナウンサーの方がたくさん所属されているというイメージが強くて、ただ活動をアナウンサーだけに絞らず、いろいろ挑戦したい気持ちもあったので、迷ってはいたんですけど、面接のときにお会いした皆さんの空気感で決めました。
――現在は「土田晃之 日曜のへそ」「SDGs MAGAZINE」(共にニッポン放送)を担当。ラジオに関わり始めて今年で7年目ですが、どんなやりがいを感じ、言葉で伝える仕事を続けたいと思っていたのでしょうか?
乃木坂46はたくさん人数がいるので、どういう人が私のことを好きになって応援してくれるんだろうな、などすごく考えたことがありました。そういう中で、ラジオをやっていると、応援してくださっている方が目に見えて分かったんです。日常的な話題をメールで送ってくれるので、ファンの方に寄り添うことができた気がして、ラジオっていいな、あったかいなって。ダンスも歌も上手ではなかったかもしれないけど、ラジオという場所で、私は“生きる”ことができたなってすごく思っています。実はラジオは、もともとよく聴いていたわけではなくて、お仕事をいただいたので、スタッフの皆さんと一緒にゼロから作り上げていった、という感覚で。それを全力でやっていたら、ずいぶんと長い間経っていましたね。
――ラジオの仕事の難しさ、楽しさはどんなところに感じていますか?
難しいところは…たくさんあります! 楽しいところは、アイドルというお仕事をしているとやっぱり華やかに見えるじゃないですか。でもラジオでは素顔を結構見せてきたと思いますし、私の中身を知ってもらうと本当に普通の女の子なので、そのギャップが喜んでもらえた一因でもあると思います。音楽番組やライブで見る私とは違う一面を見せられたというのは大きかったかもしれないですね。
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セント・フォース
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