7月28日、俳優の玉木宏が、都内で行われた映画『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』の来日記者会見に登壇。クレア役のブライス・ダラス・ハワード、ケイラ役のディワンダ・ワイズ、コリン・トレボロウ監督、リモート参加のオーウェン役のクリス・プラット、さらに日本語吹き替え版キャストの伊藤沙莉、満島真之介とトークセッションを行った。
これまでに見たことのない“バイクチェイスシーン”に注目!
日本語吹き替え版でオーウェン役を務める玉木は「みなさん、こんにちは。またこうして最新作に参加できたことを嬉しく思います」とあいさつ。そして、来日したキャストに「ウェルカム・トゥ・ジャパン」と歓迎の気持ちを伝え、「またお会いできたことを嬉しく、楽しく思っております。すごくたくさんの人が楽しみにしている作品だと思うので、明日からきっと本当にたくさんの方に見ていただけると思います」と4年ぶりの再会を喜んだ。
玉木はプラットに「バイクチェイスシーンは、吹き替えをしていても興奮するお気に入りのシーンでした。非常にリアリティがあって、これまでの映画であまり見たことがないような興奮を覚えるシーンだったので、実際の撮影はどうだったのかなというのをお聞きしたいです」と質問。それに対して、クリスは「まずは、素晴らしい声をオーウェンに与えてくれてありがとうございます」と感謝の気持ちを伝え、「映画はコラボレーションするメディアだと思っていて、そのシーンでも自分の演技、日本語吹き替え版では玉木宏さんの声、バイクスタントの方などが合わさって、コラージュされて素晴らしい仕上がりになりました。最新のトリックも使っていて、自分としてもこれまでに映画で見たことのないようなバイクチェイスシーンになっていると思います」と答えた。
1993年に公開され、全世界で大ヒットを記録した「ジュラシック・パーク」。2015年には「ジュラシック・ワールド」としてさらにスケールアップし、2018年の「ジュラシック・ワールド/炎の王国」まで、全世界でシリーズ累計5,000億円突破という驚異的な記録を打ち立てた。本作はそのシリーズの最終章で、スティーブン・スピルバーグが製作総指揮を務めている。
映画「ジュラシック・ワールド/新たなる支配者」は7月29日(金)より全国ロードショー。
◆取材・文=田中隆信