アニメ「サマータイムレンダ」(毎週木曜深夜0:00-0:30ほか、TOKYO MXほか)の第16話が7月28日に放送された。“影”潮の力によってハイネとのリンクが切れ、“影”澪が仲間に。慎平が“影”澪が知っている情報を聞き出す様子が描かれた。(以下、ネタバレがあります)
難敵だった“影”澪が慎平たちの仲間に
同作は漫画誌アプリ「少年ジャンプ+」(集英社)にて2021年まで連載され、累計1億3000万PVを獲得した田中靖規による同名漫画が原作。主人公の慎平が幼なじみ・潮の死をきっかけに、生まれ故郷である和歌山県の離島・日都ヶ島に伝わる謎の存在“影”と死闘を繰り広げ、真相を解き明かしていく。全25話、2クールかけて物語を完結まで描く。
主人公・網代慎平の声を花江夏樹、海難事故で命を落として“影”となった慎平の幼なじみ・小舟潮を永瀬アンナ、潮の妹・澪を白砂沙帆、14年ぶりに島に戻って来た女性・南方ひづるを日笠陽子、猟師・根津を浦山迅、慎平の親友・菱形窓を小野賢章、窓の妹・朱鷺子を河瀬茉希が務める。
TOKYO MX、BS11、カンテレ、九州朝日放送、アニマックス、J:テレでの放送の他、ディズニープラスにて見放題独占配信中だ。
前回のハイネやシデたちとの激しいアクションの連続から一転、第16話は静かな展開に。しかし、“影”澪が仲間入りしたことは慎平たちにとって大きな力となり、そしてハイネの目的をさぐるため、窓と朱鷺子の父・青銅(CV:大塚明夫)へと向かった。
“影”澪が澪の恋心を暴露!?
慎平の質問に答えていくなかで、“影”澪はコピーには2種類あり、自分の体にうつす「変身」と体を分裂させて新しい“影”を生む「分娩」があると語った。ハイネの子どもである影は人の影を1度だけ分娩でき、子どもから生まれる孫の代は分娩能力がないという。そして変身は影なら何度もできるが、変身も分娩も人をコピーするのであれば“オリジナル”を1週間以内に消さないと体が泥になって消えてしまうため、“影”澪もあと6日間の命だった。
“影”の仕組みについて知った慎平たちは、ハイネが何をしようとしているのかを聞こうと、ハイネに協力している窓の父の元へ向かうことに。
その道中、慎平に澪のことを守るように言われた“影”澪は、「なんで私が慎ちゃんのこと、お兄ちゃんと呼ばないか、考えたことある?」と問い掛けた。そこに根津やひづるたちが車で迎えに来たため、“影”澪は「ほんまに澪のこと守れんのは、慎ちゃんだけなんやで」と言った。
“影”の澪が本体の澪のほのかな恋心を暴露してしまうかわいさ。ただ、それは澪が自分の気持ちと向き合わなければならないことでもある。冷静な“影”澪と動揺する澪という異なる雰囲気を同じシーンで醸し出した白砂の演技も光った。
https://www.disneyplus.com/ja-jp/series/summer-time-rendering
▼ ディズニープラス特集ページはこちら