映画「いぬばか」が11月21日に公開初日を迎え、同日、出演者のスザンヌ、徳山秀典、相沢まき、さがゆりこ、前田健、はなわと、ヨリコジュン監督が都内で舞台あいさつを行った。
本作は、桜木雪弥の同名コミックを実写映画化したもの。ペットショップで働く、イヌが大好きな娘・宮内すぐり(スザンヌ)を中心に、店員や常連客が巻き起こすイヌにまつわるさまざまなエピソードをコミカルに描く。
本作で映画初主演を果たしたスザンヌは「撮影でわたしが間違えると、現場の雰囲気がちょっとピリっとするんですけど、ワンちゃんたちがNGを出すと、にこやかな雰囲気になるんです。わたしが間違えそうな時にワンちゃんたちが間違えてくれないかなと思う場面がありました」とエピソードを明かした。今後の女優業について問われると、「続けていきたいです。ロックスターの役がやりたいです」と意外な希望を口にし会場を沸かせた。
アイドルオタクの阿樹場を演じた前田は劇中で共演したフレンチブルドッグのジダンを譲り受けたことを告白。この日も会場にジダンを連れて登壇し、「顔も似てきて、周りから本当の親子みたい と言われることがよくある」と溺愛ぶりを見せつけた。
スザンヌは「犬を飼っている人も、そうでない人も、こんなにイヌが人を癒やしてくれるんだということを知ってほしいし、イヌだけでなく、家族や 友達とのきずなを大切にしてもらえたらとてもうれしいです」と作品の見どころを語って締めくくり、会場の歓声を浴びていた。
東京・渋谷シアターTSUTAYAほかにて公開中、以降全国順次ロードショー