STU48が8月7日、世界最大級のアイドルフェス「TOKYO IDOL FESTIVAL 2022」(8月5〜7日、お台場・青海周辺エリア)のHOT STAGEに出演。「花は誰のもの?」など7曲を披露した。
新たな代表曲「花は誰のもの?」でスタート
HOT STAGEでのSTU48のライブは石田千穂、石田みなみ、今村美月、岩田陽菜、沖侑果、尾崎世里花、甲斐心愛、川又あん奈、小島愛子、高雄さやか、瀧野由美子、中村舞、福田朱里、峯吉愛梨沙、吉田彩良、立仙百佳の16人が出演。
オープニング曲は、6日のSMILE GARDENでの「STU48 瀬戸内PR部隊」でも披露された「花は誰のもの?」。この曲は平和への思いが込められており、既にSTU48の代表曲の一つに数えられている。
続いての「僕はこの海を眺めてる」がフェスのセットリストに入ってきたのは意外だったが、景色が浮かんでくるような楽曲でSTU48らしさが詰まっている曲でもある。じっくりと聴かせる曲が続いた後、テンポアップして夏らしい「サングラスデイズ」も披露した。
沖は「TIFに出ると、夏が始まるというのが自分の体の中に出来てしまったので、やっと夏が始まりました」と、TIFへの思いを伝え、「すごくホットな、HOT STAGEという名にふさわしいステージができてうれしいです。盛り上がっていきましょう」と呼び掛けた。
爽やかな中にも“力強さ”を感じさせる
瀧野の「まだまだ暑い日が続きますが、暑い夏を最高に楽しんでいきましょう!」という言葉とともに、爽やかな気分にさせてくれる「一杯の水」を歌唱。やる気を起こさせてくれる「ヘタレたちよ」、初期の頃からSTU48の力強い一面を見せていた「ペダルと車輪と来た道と」とどんどん曲の勢いが加速していく。
「まだまだ声援が出せない状態が続いてますが、皆さんのペンライトやうちわ、まなざしでたくさんエネルギーをもらっています」と感謝の気持ちを伝え、「夢力」を全力パフォーマンス。
ゆったりした楽曲に始まり、どんどんテンポがアップし、終盤は力強さも感じさせてくれる。30分のステージの中にもしっかりとSTU48の魅力が詰まっていたのを感じた。
◆取材・文=田中隆信