“ちょうどいい”商店街/学芸大青春のジュネッセンス!!【「上京した僕が考える”ちょうどいい!広島”の魅力」from 仲川蓮】
「2次元と3次元を行き来する」というコンセプトを掲げ、楽曲やライブパフォーマンスを届けているダンス&ボーカルグループ、(ガクゲイダイジュネス)。音楽・料理・故郷・趣味・日常――メンバー5人それぞれの「センス」と「エッセンス」を、毎週連載コラム「学芸大青春のジュネッセンス!!」でお届けします。
「HONDORI STREET♪」この歌は今でも流れているのでしょうか。広島本通り商店街のテーマソング『幸せのプレリュード』です。僕がまだ広島にいた頃は、本通り商店街で流れていました。今回は、僕が毎週のように通っていた「本通り商店街」について紹介しようと思います。
不思議なことに広島の人は、広島の中心地である広島市中区のことを「市内」と呼びます。同じ広島市の別の区に住んでいる人も、中区のことを限定して「市内」と言うのです。面白いですよね。僕自身も広島市内に住んでいましたが、中区に行くときには「市内に行く」と言っていました。そんな市内の中でも、若者が集まる「本通り商店街」。昔からあるアーケード商店街なのですが、こういった商店街は廃れていってしまう所も少なくないと思います。しかし、本通り商店街は時代とともに店舗が入れ替わりながら、賑わい続けています。
僕が小さい頃にはおもちゃ屋があって、そこへ親によく連れて行ってもらっていました。そういった思い出のある店も時代とともに入れ替わっていきます。ちょっぴり寂しいですが、そういう入れ替わりによって、本通り商店街が賑わい続けているので、しょうがないことでもあると思います。僕は上京してから、基本的に年末年始くらいしか広島に帰ることができないのですが、帰るたびに本通りの様子が変わっていて、毎回驚きます。特に今年、2022の年始に帰ったときは、変化が凄かったのを覚えています。あと、東京でよく利用する鯛焼き屋が出来ていて嬉しかったです。
本通りには様々なお店が並んでいますが、そのお店目当てに行くだけでなく、何かのついでに本通りを通る人も多い気がします。というのも、本通りは様々な場所を繋ぐ道だからです。バスセンター、百貨店、平和公園、お洒落なカフェや古着屋のある袋町など様々な場所に繋がっているのが本通りです。目的地へ向かいつつ、本通り商店街も楽しむことが出来るので、“ちょうどいい”場所だと思います。だから広島の人がたくさん集まるんです。休日に歩くと、だいたい知り合いに会います。そういう偶然の出会いは、少し恥ずかしさもありつつ、でも心が温まりますよね。本当に素敵な場所だと思います。
そんな素敵で“ちょうどいい”広島本通り商店街、絶対行かにゃいけんじゃろ。
https://ddnavi.com/serial/junessence/
◆学芸大青春(ガクゲイダイジュネス)プロフィール◆
2019年9月2日に始動した、ダンス&ボーカルグループ。メンバーは内田将綺、相沢勇仁、星野陽介、仲川蓮、南優輝の5人(写真左から)。2022年3月時点で、デジタルシングルを14タイトル、シングル1枚、フルアルバムを2枚発表している。最新リリースは、6月22日発売の2ndミニアルバム「君と僕の唄」。9月23日にグランキューブ大阪、10月8日に東京・LINE CUBE SHIBUYAで3周年記念ライブを開催する。
公式HP
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