<鎌倉殿の13人>トレンド席巻 新納慎也“全成”の壮絶な最期に視聴者「一発勝負の舞台を観ているよう」

2022/08/08 22:06 配信

ドラマ レビュー

傷を負う新納慎也“全成”に再会し涙を流す宮澤エマ“実衣”(C)NHK

小栗旬主演の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(毎週日曜夜8:00-8:45ほか、NHK総合ほか)の第30回「全成の確率」が8月7日に放送された。毎週、放送後のSNSは“鎌倉殿”一色となることが多いが、今回は番組タイトルがTwitterのトレンド1位になったのはもちろん、「トキューサ」、「実衣ちゃん」、「全成どの」、「比企能員」、「佐藤二朗」、「新納さん」等 、多くの番組関連ワードがランキングに並んだ。(以下、ネタバレが含まれます)

大河の関連ワード「トキューサ」って?

堀田真由“比奈”と向き合う小栗旬“義時”(C)NHK


三谷幸喜が脚本を務める「鎌倉殿の13人」は、源頼朝に全てを学び、武士の世を盤石にした男・北条義時と、彼を中心に鎌倉幕府将軍“鎌倉殿”を支えた13人の家臣団の生きざまを描く物語。

まず、SNSで話題になったワードのひとつめ「トキューサ」とはなんぞや?と思った方に説明をさせていただく。その謎は、義時(小栗旬)の異母弟で末っ子の時運(ときつら/瀬戸康史)が改名して北条時房(ときふさ)になったエピソードからきている。鎌倉殿から“時房”という名をもらい、時政(坂東彌十郎)とりく(宮沢りえ)に報告したときのこと。りくが聞き慣れないその名を「トキューサ?」と聞き返し、わざわざ文字テロップで「トキューサ」と出たところからのトレンド入りだった。

それ以外のトレンドは今回すべて新納慎也演じる阿野全成(あの・ぜんじょう)の壮絶な最期を描いたことへの関連ワードだった。頼朝の異母弟・全成は、幼い頃に京の醍醐寺に預けられ、同寺で育てられた。方位の良し悪しや吉凶を占うなどして頼朝の信頼を得た後、義時の妹・実衣(宮澤エマ)と結婚。乳母夫を務める頼朝の次男・実朝を頼家に代わる鎌倉殿に立てようと画策し失敗していた。

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