アニメ「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかIV 新章 迷宮篇」(毎週金曜日深夜1:05、TOKYO MXほか)の第4話「水都の少女(マーメイド)」が8月12日に放送された。通称「ダンまち」で知られる本作は、大森藤ノによるライトノベルを原作とし、迷宮都市オラリオとその地下に広がるダンジョンを舞台に繰り広げられる冒険ファンタジー。オラリオにやって来た少年ベル・クラネルは、そこで女神ヘスティアと出会い、彼女のファミリアに入団する。冒険者としてダンジョンに挑む日々の中、様々な出会いを経て成長を遂げてゆく。(以下、ネタバレが含まれます)
そ、そのプレイは? 無邪気なマリィに振り回されるベル
前回、モスヒュージ強化種との戦闘で分断されてしまったベルとパーティーの仲間たち。前半はまず孤立したベルの動向を追う形となり、ここで注目を集めたのがマーメイドのマリィが振りまく無邪気なかわいさだった。
下層階に落とされたベルの前に現れたマーメイド。マリィと名乗った彼女は、人との共存を目指す異端のモンスター、ゼノス(異端児)の一員だった。ベルがゼノスに友好的な人間だと分かると、マリィはたちまち飛び込むように抱き付き、さらに噛みちぎった人差し指を無理やりベルの口に突っ込むという行為に出る。「ぼ、僕、他人が見たらとんでもないことをやってるんじゃあ…」と動揺するベルだったが、マーメイドの生き血の効果で傷ついた体は全快し、その様子にマリィもにこっと破顔する。
オープニング映像での登場時からかわいいと話題のマリィだったが、ベルに懐く姿は輪を掛けて愛らしく、Twitterでは「マリィちゃんめっちゃ可愛いすぎるやろ〜!!」「声と動きが加わるとこんなに可愛くなるとは…!!」といったコメントが殺到。同時に、ベルに生き血を与えるマリィの「吸ってえ〜舐めてえ〜」には、「なんのプレイだよwww」「なんといううらやまプレイ」など、呆れながらも羨ましがる声が巻き起こっていた。
絶華一閃。技で戦う命の真骨頂
一方、ベルを欠いたパーティーは23階層への撤退を開始していたが、そこに、前から、右から、左からとモンスターの大群が押し寄せてくる。そして、その奥にはモンスターを追い立てるように咆哮するモスヒュージ強化種の姿が。狡猾なこの敵は、信じられないことにパスパレード(怪物進呈。冒険者が他の冒険者にモンスターを押し付ける行為)をリリたちに対して仕掛けたのだ。
倒しても倒しても群がるモンスターとの死闘。ここで瞠目の活躍を見せたのが命(ミコト)だ。アイシャが「逃げろ」と叫ぶ危険なモンスター、クリスタロス・アーチンを“絶華”の一閃で鮮やかに両断してみせる。第2話の“円月蹴(サマーソルト)”に続く新技の成功は命が積んできた修練の証であり、Twitterには「ベルくんが規格外なだけで命も大概よね」「命好き・・・カッコイイ・・・」「あんなのを一撃で仕留める命めっちゃすごい!」など感嘆の声が巻き起こる。レベルでは劣っても技では勝る――忍である命の真骨頂を見たワンシーンだった。
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