二人の食に対するこだわり
――ところで、大橋さんは唐揚げ担当、多田さんはマヨネーズ担当を務めていて、衣装にも反映されていますが、お二人の食に対するこだわりについても聞かせいただけますか?
多田:私は「我慢しない」というのが一番にありますね。自分の心のおもむくまま、食べたいものを食べる。ライブに向けて二人で合宿をした時には「食事を調整して健康的になろう」みたいな期間もあったんですが、それでも一食は好きなものを我慢しないで食べるんです。そうすると心も体もすごく満たされますよね。あとは、目の前のご飯をいかに自分が大好きな味にできるか、どうしたらよりおいしくなるかということを常に考えています(笑)。
大橋:例えばおすしを食べる時にも、この具材だったらマヨネーズを入れるべきなのか、とか。二人でよく話し合っています。
多田:だって胃袋は限られていますから。
大橋:手巻きずしにしても、具材をどの順番で入れるかで味がまた変わるんです。もしちょっと違うようなことがあれば「これは逆だったな」というような話を延々としています(笑)。
――なにか一つ、食材のおいしい食べ方でアドバイスはありますか?
大橋:スーパーとかですごく安く売っているお肉があるじゃないですか。そのお肉を高級なお肉に変える方法を知っています。焼肉の網にお肉を置いて、バーナーで直接炙るんです。そうすると網から油が落ちるし、バーナーで直に炙ることで焼く時間が短く済むんですよ。だから、お肉が硬くならずにおいしく食べられる。焼き方一つで本当にお肉の味が変わるんですよね。脂身の多いお肉はたくさん焼いた方がいいし、脂身が少ないお肉だったら、さっと炙って食べた方がいいです。
ご飯に合うポテトチップスとは…?
――ちなみに最近食べたおいしいものってなんですか?
大橋:“ポテチマヨ丼”がおいしかったですね。どのポテトチップスがご飯に合うのかいろいろ試したんですが、最終的に1位だったのが「のり塩」でした。
――ポテトチップスはご飯にかけて食べることが多いんですか?
大橋:いつもではないですが、ポテトチップスはご飯で食べた方がおいしいですよ。お菓子というイメージがあるかもしれませんが、実はおかずというパターンはよくあるんです。「カラムーチョ」に溶かしたチーズをかけるのもおかずになりますね。カラムーチョは人参とマヨネーズと和えればお酒のおつまみにもなります。めちゃめちゃおいしいですよ。