<ほんとにあった怖い話>稲垣吾郎、4年ぶり夏放送に感慨「今年一番夏らしい体験になりました(笑)」
稲垣吾郎コメント
――4年ぶりとなる真夏の「ほん怖」収録を終えていかがでしたか?
夏放送は4年ぶりになるんですね! 秋の「ほん怖」もなじんできていたんですけど、本来は夏の風物詩として放送していたので、また夏に帰ってくることができてうれしいです。収録は今年一番夏らしい体験になりました(笑)。うだるような暑さの中でこういう背筋がゾクっとするような体験は、やっぱりしっくりきますよね。
――印象に残ったエピソードはありますか?
今回は大人っぽいストーリーもあります。「ほん怖」クラブのメンバーが「人の気持ちというのが、お化けよりも怖い」って言っていたりして(笑)。他にも解釈の仕方によっていろいろ感じることができるストーリーもあって、一緒に見ている人と語りながら見るとまた違った捉え方ができる物語も「ほん怖」にあっていいんだなと思いました。クラブメンバーたちと話している中では、ハッとさせられる意見を言われたりして、そういう解釈もあるんだなって感じることもありました。
――今年の「ほん怖」クラブメンバーとの収録はいかがでしたか?
今年はある番組で共演経験のあるメンバーがいたりと、いつも以上に楽しかったです。8歳~10歳のメンバーが多いのですが、特に女の子は本当に大人と同じような意見を持っているんですよ。ピュアなのに、大人っぽいところもあって。その反面、子供ならではのつかみどころのないやり取りで翻弄(ほんろう)された部分もありました(笑)。
今年は7人の「ほん怖」クラブメンバーが集まって、少しずつ本来の「ほん怖」が戻ってきたなと感じる部分もありますね。みんな心霊エピソードに対して、自分なりの言葉で語ってくれていたし、今回もいい心霊研究ができたと思います!
――吾郎さんにとっての“夏の風物詩”は?
以前はよく、お祭りの花火を見に行っていました。花火が好き過ぎて全国のイベントを追いかけている花火マニアの知人がいて、その方がお薦めしてくれるお祭りに行くことが多かったですね。近場だと熱海にも行きました。ここ数年は行けていない状況が続いているので、来年以降はまた浴衣を着て行ければいいな。あと、夏になると洋服に足元は雪駄(せった)を合わせたりしているので、雪駄が気持ちいい気温になると夏が来たなって思いますね。
――放送を楽しみにしている視聴者の方へメッセージをお願いします。
毎年の放送を楽しみにしている方が、本当に多いと実感しています。僕が「ほん怖」クラブのリーダーになって18年ほど。こんなに長く続けさせていただけるのは本当にうれしいですし、また今年も無事に放送できることがうれしいです。これがないと夏が来た感じがしなかったので、僕にとっての“4年ぶりの夏”という感じ。夏になると、どこに行ってもお化けの話を聞かれたりして…心霊専門家ではないんですけどね(笑)。でも、それぐらい認知されているということなので、「ほん怖」はこれからもライフワークとしてやらせていただきたいと思っています。「ほん怖」クラブのリーダーとして、今回もめちゃくちゃ怖いということは自信を持って言えます! 覚悟しながら楽しみにしていてください!