関東大震災から100年「NHKと民放6局防災プロジェクト」実施、6局のアナウンサーが集合
8月29日(月)から9月4日(日)にかけて、「NHK民放6局防災プロジェクト」が行われる。同プロジェクトは、このプロジェクトは防災減災をテーマに、NHKと在京の民放キー局の6局が共同で実施。NHKと在京民放6のアナウンサー、高瀬耕造(NHK)、矢島学(日本テレビ)、松尾由美子(テレビ朝日)、井上貴博(TBS)、狩野恵里(テレビ東京)、木村拓也(フジテレビ)が集合し、災害の伝え手たちが自ら「未来の命を救う呼びかけ」を発信する。
関東大震災から100年の節目である9月1日(木)に向けて放送・配信・イベントなどで6局がコラボして防災意識を高める取り組みを行う。合い言葉は、「#いのちともに守る」。首都直下地震など大地震への備えを訴える30秒の動画を6本作成、6局の番組・ニュース・ネット・イベントで展開する。
NHKアナウンサー・高瀬耕造コメント
99年前の関東大震災。火災や家屋倒壊、デマによるパニックなど多くの教訓を残しました。ともに立ち向かえば、被害は必ず減らせる。私たちは、局の壁を越えて呼びかけます。
日本テレビアナウンサー・矢島学コメント
来年は関東大震災から100年。当時は、緊急地震速報もテレビも無い時代。100年後の今、在京6局のアナウンサーの呼びかけで、首都直下地震から、多くの命を守りたいです。
テレビ朝日アナウンサー・松尾由美子コメント
亡くなる方が一番多いのは「建物の倒壊」です。倒壊した建物から自力で脱出できなくなった人を、救急や消防が辿り着けない中、ともに手を取り合って助けられれば…そんな願いを込めました。
TBSアナウンサー・井上貴博コメント
命を守るためテレビ局に何が出来るか?競い合うのではなく高め合いたい。そんな想いで仲間の皆さんと話し合っています。災害は完全には防げませんが被害は必ず減らせます。
テレビ東京アナウンサー・狩野恵里コメント
「局の垣根を越えた繋がり」に感謝しています。防災減災は日ごろの備えから、この呼びかけが普段の生活と改めて向き合うきっかけとなればと思いました。
フジテレビアナウンサー・木村拓也コメント
命を守るために、どんなメッセージを伝えられるか?6局が必死になって考えました。私たちの呼びかけが、皆さんと共に防災について考えるきっかけになれば幸いです。