挫折ばかりだった夏美が抱いた新たな夢
千砂都からの指示を受け、1年生の3人は「ハードルが上がった」と少し落ち込み気味。それを励ましたのは意外にも夏美だった。彼女はいつになく真剣な声できな子達の夢を思い出させ、「諦めるくらいなら夢なんて語ってほしくない」「みなさんの夢は実現不可能な夢ではない」と厳しくも優しい言葉をかける。
こうして1年生の4人は練習と撮影を再開した。その晩、夏美が屋外の五右衛門風呂にひとりで入っていると、そこに何者かの気配が迫る。熊が出現したと思い大慌ての夏美だったが、草むらから顔を出したのは熊風のパーカーを着たかのん。彼女は、北海道にいる父の忘れ物を届けに来たついでに、合宿に差し入れを持ってきたのだった。
かのんは夏美をスクールアイドル部に勧誘し、夢がないなら仲間と一緒に同じ夢を追いかけてみないかと語る。幼い頃からこれまでたくさんの夢を諦めてきた夏美はその誘いを断るが、同じく挫折を知るかのんはさらに説得を続け、ふたりは近くの広場で振り付けの練習を開始。そこで誰かと一緒に息を揃える楽しさ、そして「ステージも客席もひとつになる最高のライブをする」というLiella!の夢を知った夏美はある決断をした。
そして時が経ち夏休みは終わり、結ヶ丘女子高等学校の学園祭が始まった。ステージに出ようとするLiella!の前には、お揃いの衣装を着た夏美の姿もあった。合宿で練習してきた彼女も含め、ついに9人となったLiella!は円陣を組んで掛け声をかけステージへ。初ステージを終えた夏美は恍惚とした表情で「見つけたかも、私の夢」とつぶやいた。
次回、葉月恋はどうなる!?
今回のサブタイトルも「DEKKAIDOW!」と印象的なものだったが、次回予告で明かされた次回のそれは「UR 葉月恋」。このインパクト抜群のサブタイトルにTwitterでは「UR葉月恋」がトレンド入りし、「タイトルだけで既におもしろいのがヤバい」「ネタ回なのかネタ回に見せかけた神回なのか…」「恋ちゃんUR賃貸住宅に引っ越すとか?笑」「このタイミングで加入した鬼塚夏美の趣味はスマホゲーム」「UR葉月恋、マジでソシャゲにハマって廃課金プレイヤーになっちゃうの!?」などさまざまな予想が飛び交っていた。
夏美が加入した新生Liella!がどんな活動をするか、そして恋がどうなってしまうのか注目される第7話「UR 葉月恋」は8月28日(日)に放送される。
ランティス
ランティス