<オクトー>浅香航大“風早”が漂わせる苦悩と哀愁「あなたの番です」でもドライな所轄刑事役
飯豊まりえ、浅香航大が出演するドラマ「オクトー ~感情捜査官 心野朱梨~」(毎週木曜夜11:59-0:54、日本テレビ系)が佳境を迎えている。8月25日に放送された第8話では、風早涼(浅香航大)が心野朱梨(飯豊)に秘密を打ち明け、2人の結束もさらに強まった。人とのかかわりあいが苦手な朱梨に手を焼きながらもフォローを忘れない刑事・風早を、浅香が魅力たっぷりに演じている。(以下、第8話までのネタバレがあります)
叫ぶ風早「前に進んでくれ、俺のためにも」
同ドラマは、15年前に両親を殺され“感情の色”が見えるようになった変わり者の女性刑事・心野朱梨が、“感情見え見え”のエリート崩れ刑事・風早涼とバディを組んで、凶悪事件の真相に迫っていく新感覚の刑事サスペンス。第8話では、15年前、心野家の事件と同じ日に起きたもう一つの殺人事件をめぐるエピソードが描かれた。
風早は、所轄刑事として一つ一つ目の前の事件に奔走しながらも、父で警察庁次長の平安衛(船越英一郎)の特命を受け、東神奈川署刑事第一課の面々を内偵していた。仲間を欺くその行為に後ろめたさを感じていたさなか、上司の雲川(山中崇)から、平安が過去に犯罪に手を染めていた可能性を聞かされた。父を信じたい気持ちとどうしようもない不信感の狭間で、苦悩する風早。
そんな中、第8話で風早の前に現れたのは、殺人事件の容疑者とされた父を持つ青年・大和(濱田龍臣)だった。
本当は信じたいのに、その思いに蓋をして父の思い出に背を向ける大和に、たまらず「君は俺とは違う!」「お父さんのこと、何もわからないままでいいのか? 前に進んでくれ、俺のためにも」と、切実な思いをぶつけた風早。朱梨にも、内偵していたことを打ち明け「このままじゃいけない。あの人(父)と向き合うためにも、今回の事件を解決しておきたい。しなきゃいけない気がする」と決意を新たにした。
2022年も出演ドラマ多数…注目俳優・浅香航大
10代の頃から芸能活動をしてきた浅香。2022年は「オクトー」のほか、ドラマ「わげもん~長崎通訳異聞~」(NHK)、「ムチャブリ!わたしが社長になるなんて」(日本テレビ系)、「今夜はコの字で Season2」「村井の恋」「花嫁未満エスケープ」(テレビ東京系)、「異世界居酒屋『のぶ』Season2~魔女と大司教編~」(WOWOW)などに出演する売れっ子俳優だ。