事件の鍵は313号室にあるのか。石原医師は工藤刑事に何を?
313号室では、翔太朗と津田、後藤田が事件について話している。翔太朗が自分たちの事故は宇多川が乗っていたトラックが原因だったこと、そして事件のすべてはこの6人部屋から始まっているような気がすると話す。6人がなぜこの病室に集められたのか、共通項を探そうという提案に、津田も後藤田も思考を巡らす。
今だ意識が戻らない工藤がいるICU (集中治療室)に誰か入ってきた。工藤がしている酸素マスクに手をかけ、つなぎ目から外そうとしていたのは、医師の石原(板尾創路)。何か気配を感じたのか、ついに工藤が意識を取り戻す。石原が顔を近づけ「ご気分はどうですか」と言ったと思ったら、そのままマスクのつなぎ目を外そうとする石原の狂気的な表情で画面がブラックアウト。その後、石原が何をしたのか気になる。
ラストにまたも注意喚起! 史上最強の恐怖に犯人考察も佳境へ
無事、家にたどり着いた広報スタッフの遠山が、家の前で何者かに殴打された。そして家の中で妻と娘が父親の帰宅を首を長くして待っているその外で、遠山が窒息死。このシーンの直後、「本編中、本来とは異なる目的で使用している製品がございます。決してまねしないようにお願いします」の注意喚起に身も震える。
怖すぎなラストに、「ラストの黒手袋の人物、やっぱり明らかにサイコパス犯はいるってこと?」「家族がいる家の前で殺すなんて酷すぎる」「史上最強に怖かった」の声が多数。しかし「313号室に関係あるってことは、アリサと翔太郎と後藤田の中の誰かが犯人だと思う」「翔太朗が犯人というか真犯人アリサの罪をこれ以上重ねさせないために自分が代わりに殺ってるとか」「院長は殺人はしてないけど、色々絡んでる」と犯人考察も佳境へ突入してきた。
第10話の予告映像は、ベッドの上でパソコンに向かい、ニヤリとする翔太朗の笑顔から始まる。「疑いの目は主人公に」というテロップが流れ、翔太朗が怪しまれそうな予感。313号室の患者として刑事の工藤がベッドにいることで、工藤が無事なことが分かってちょっと一安心も。看護師の山根の猟奇的な笑いで締めくくられた。
◆文=ザテレビジョンドラマ部
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