榮倉奈々&安田顕で映画化決定「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。」
2010年、「Yahoo!知恵袋」にネット投稿された「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。どういうことなのでしょうか?」という奇想天外なその質問は、たちまち話題を呼び、現在400万以上の閲覧、1700以上の回答が寄せられている。その投稿が、「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。」という同名タイトルで実写映画化される。
少し変わったチャーミングな夫婦をW主演で務めるのは、榮倉奈々と安田顕。不思議な行動を繰り返すぶっとびキャラの妻・ちえ(榮倉)と、超フツーで冷静なちえの夫・じゅん(安田)がミスマッチだけれど共感を生む新しい夫婦のカタチを紡ぎだす。じゅんの後輩夫婦・佐野と由美子を演じるのは、小出恵介と元宝塚歌劇団トップ娘役の野々すみ花。
監督は「デトロイト・メタル・シティ」(松山ケンイチ主演/2008年)、「神様はバリにいる」(堤真一主演/2015年)などのヒットを生んだコメディの鬼才・李闘士男。結婚3年目の夫婦の日常エピソードを愛おしくチャーミングに描き、観た後にはほっこり幸せな気分になれる“ほんわかラブコメディ”となる。すでに撮影は終了しており、公開は2018年春の予定。
投稿者のkkajunskyさんが「Yahoo!知恵袋」に投稿した質問(https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1243817632)が元となるあらすじが、こちら。サラリーマンのじゅん(安田)が仕事から帰宅すると、玄関で妻のちえ(榮倉)が口から血を出して倒れていた! 慌てて介抱するじゅんだが、傍らにはケチャップ。「ククク……」と倒れていたちえが笑う。「驚きましたか??」ちえは死んだふりをしていただけだったのだ。それからというもの、家に帰るとちえは必ず死んだふりをするようになった。ある時はワニに喰われて。ある時は銃で撃たれて。またある時は頭に矢が刺さって…。次第にエスカレートしてゆく「死んだフリ」に呆れるだけだったじゅんだが、だんだん不安を覚え始める。ちえは寂しいだけなのか、何かのSOSのサインなのか―。夫婦の独特なコミュニケーションを描く、一風変わったハートフル・ラブコメディとなりそうだ。
榮倉奈々は「最初にお話しをいただいた時の第一印象は正直なところ、変わったタイトルだなぁ…、このタイトルにどんなストーリーが綴られるのか、全く想像がつきませんでした。夫婦を題材にした作品は初めてで、安田さんとは3度目の共演となりますが、夫婦のように近い関係性は初めてだったのでやはり照れくさかったです。」と語り、一方、夫を演じる安田顕は「榮倉さんとは、榮倉さんが二十歳の頃、はじめてドラマでご一緒したことがありました。今回久々に現場でお会いできて、嬉しかったです。原作の空気感とは違う監督の世界観、そして榮倉さんの七変化を映画館で堪能していただけたら幸いです。」と夫婦らしくお互いを思うコメントを寄せた。
2018年春 全国公開
配給 KADOKAWA