Hondaの新型SUV「ZR-V e:HEV」の新CM「ZR-V e:HEV『NEW Honda SUV』篇」(15秒)が9月8日(木)よりWEBで公開。新CMの楽曲として、注目のアーティストであるLEO今井が、井上陽水の名曲「東へ西へ」のカバーを手掛けた。同曲は1972年にリリースされて以来、今もなお幅広い層から人気を集める1曲で、「ガンバレ みんなガンバレ 月は流れて 東へ西へ」という歌詞に乗せて、「ZR-V e:HEV」の爽快で快適な走りを表現した。
カバーを手掛けたLEO今井は、パワフルな歌声と、文学的・実験的でありながら、オルタナティヴを基盤にしたメタル、グランジ、カントリーなどの多彩な音楽性の作品やライブ活動で注目されるアーティスト。今回のカバーは、歌唱だけでなくアレンジと演奏までLEO今井や彼の率いるバンド“LEO IMAI”が行い、同製品の持つ上質かつスマートなイメージを表現する。
LEO今井スペシャルメッセージ
――今回、Honda「ZR-V e:HEV」新CMの楽曲をご担当いただいたご感想をお願いいたします。
大変うれしいです。HondaおよびCMクリエイティブチームが自分の声とサウンドに託してくれたことに感謝しています。
――井上陽水さんの「東へ西へ」という楽曲に対してどのような印象をお持ちですか。
この曲を初めて聴いた時、「お祭り電車に呼吸を止められ」という一句が特に印象的だったのですが、今の時代にも強く関連する言葉と即時性がこの曲全体にみなぎっていると思います。半世紀も前に作られた曲だと思うと、その歌詞と歌のパワーを改めて感じます。
――実際にご自身が「東へ西へ」をカバーされてみて、いかがでしたか。
アレンジも含めて任せていただいたので、想像以上に自分らしくできたと思います。まず原曲の歌詞に惹かれたのですが、「ガンバレ」というフレーズだけ引っかかっていて、自分では書かないような歌詞なので、どうやって気持ちを込めて歌えるか悩んでいました。結局「自分に向かって歌えばいいんだ」と気付き、全てがクリアになりました。そういう意味でもいろいろな発見があった新鮮で楽しい体験でした。
――楽曲のアレンジ制作について、制作時に意識されたことや、完成した楽曲のポイント、こだわりの点を教えてください。
オリジナルの歌が持つムードと情緒を保ちつつ、楽曲にスモーキーなロックとドライブ感を注入しようとしました。
――アレンジ・レコーディング時の制作秘話など、印象に残っているエピソードがありましたら、教えてください。
ここ10年以上、自分のアルバム制作やライブを重ねているLEO IMAI(自身のバンド)メンバーとレコーディングしました。
――CMをご覧になって、いかがでしたか。
ジャリっとした大きなロックサウンド。滑らかに走る車とシティー風景のムード。この2つの要素が合わさった時に「ぅおお」と心の中でうなりました。なんだかワクワクしましたね。
――LEO今井さんにとって、クルマやドライブと音楽の関係についてお感じになっていることがありましたら、教えてください。
クルマに乗りながら聴く音楽、移動しながら聴く音楽には、やっぱり別格の気持ちよさがありますよね。