俳優の竹内涼真と横浜流星が8日、都内で行われた映画「アキラとあきら」大ヒット御礼舞台あいさつに、メガホンをとった三木孝浩監督とともに登壇した。
本作に対するSNSの反響が発表され、“泣けた”や“かっこいい映画”などとの文字がスクリーンに映し出されると、竹内は「僕らとしてはちょっと予想外な反応というか、泣ける作品ですって番宣のときに僕ら言ってないだろうし、でも可能性のある広がり方をしているのは、作り手としては嬉しいですね」と目を輝かせ、横浜は「僕らは見てくださる方がいないといけなくて、見てくださる方々がこういった熱い言葉をくれるというのは、そのために頑張っているわけではないですけど報われているなと感じますね。嬉しいです」としみじみと語った。
また、同イベントでは、SNSで募った質問や、会場の観客からの質問に登壇者の3人が答えるという企画も行われ、決断に迷ったときに“よりどころ”にしているものはあるか聞かれると、横浜は「仕事だったら事務所に行ってマネージャーに聞きます」と答えて笑いを誘い、竹内も「マネージャーとの話し合いだよね。1番大事なんですよ。二人三脚なので」と納得。続けて、横浜は「決断に迷ったら、どちらが心躍るのかですかね。でも基本迷うことはないですね。自分が信じたほうが正しいと思っているので」と胸を張り、竹内は「迷いますけど、結果、自分の居場所をどこに置いたら幸せにつながるかということを考えるかな」と話し、「大体、僕が追い詰められているときは、高校時代のサッカ―の監督にめちゃくちゃ怒られるという夢を見ます。そういうときは“ああ、悩んでいるんだな”って思いますね」とエピソードを明かした。
さらに、観客から竹内に「なんでそんなにスタイルがいいんですか?」と質問が飛ぶと、横浜も「それは俺も思っていた」と興味津々。竹内は「すごい質問が来たな…」と困惑しつつ、「僕のお父さんの身長が182cmでだいぶ遺伝を受け継いでいて、そこには感謝しています。僕のお母さんは160cmないくらいなので、だいぶお父さんの遺伝子が強めだったのかなと思います」と真面目に答えつつ、「ただ、太らないように日々の食事に気を使ったり、トレーニングもしていますし、そんな簡単にこれを維持しているわけではありません。僕だって頑張っています」と主張した。
◆取材・文=風間直人