岡本圭人が9日、オンラインで行われたミュージカル「盗まれた雷撃 パーシー・ジャクソン ミュージカル」公開稽古・取材会に共演の小南満佑子、水田航生、木内健人、宮原浩暢、壮一帆と共に出席。「必ずおもしろい作品になる」と自信を覗かせた。
岡本圭人、“最初は不安”も「不安やプレッシャーはなくなった」
本作は、アメリカの人気作家リック・リオーダンにより2005年から2009年にかけて年一冊ずつ発行され、ニューヨーク・タイムズのベストセラーにも選ばれた大人気ファンタジー小説『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』シリーズの第1作を原作とした冒険コメディミュージカル。アメリカで雷鳴をとどろかせた人気のミュージカルが、この度日本で初めての上演となる。岡本は主人公でギリシャ神話の“海の神ポセイドン”の息子だと知らされる少年パーシー・ジャクソンを演じる。
本作が初のミュージカル出演となる岡本は「最初は不安やプレッシャーももちろんあった」と吐露。しかし「素晴らしいキャストのみなさんと素敵なスタッフのみなさんと毎日稽古をしていくにつれて、どんどんパーシー・ジャクソン自身が持っている力みたいなものがどんどん自分の中にみなぎってきて。不安やプレッシャーはなくなって、今はこの物語をたくさんの方に届けるのがすごく楽しみな状態です」と稽古をしていくにつれて感じた自分の変化を明かした。
荻田浩一の演出に関しては、荻田とは「このシーンをどうしようか?」など話し合いもしていると言い「一緒に作り上げているような感覚があります」と語った。
「お客様も絶対に楽しめる作品になっています」
パーシーの母・サリーを演じる壮は、岡本について「息子にメロメロです! かわいくて」とコメント。岡本とは初共演となるが「稽古じゃないところでしゃべっているときより、一緒にお芝居しているときの方が彼は多弁で。(岡本の)目の表情や醸し出す雰囲気を自分でキャッチするのが個人的にすごく楽しい。そういうお芝居の上での交流をもっともっと深めていけたらいいなと思っています」と語り「かわいいんです、うちの子!」と笑顔を見せた。
最後に岡本は「必ずおもしろい作品になると実感していて、お客様も絶対に楽しめる作品になっています」と自信。「パーシー・ジャクソンの冒険を、キャストも楽しみながら、お客様もその冒険につれていけるようなエネルギーでがんばっていきますので、ぜひ劇場にお越しください!」と呼びかけた。
◆取材・文=山田果奈映