ファーストインプレッション/学芸大青春のジュネッセンス!! 【「音とともに生きる。」from 相沢勇仁】
「2次元と3次元を行き来する」というコンセプトを掲げ、楽曲やライブパフォーマンスを届けているダンス&ボーカルグループ、学芸大青春(ガクゲイダイジュネス)。音楽・料理・故郷・趣味・日常――メンバー5人それぞれの「センス」と「エッセンス」を、毎週連載コラム「学芸大青春のジュネッセンス!!」でお届けします。
今回は第4回のラストで話に出させて頂いた、ONE OK ROCKさんについてお話ししようと思います。ただ、きっと今回だけでは語り切れないし、もはやこの先の「ジュネッセンス!!」でも話の中に登場して頂くかもしれません。そのくらい僕にとってONE OK ROCKさんは重要な存在で、影響を受けたバンドだからです。そして、ここからは、いちファンとして敬意と親しみを込めて、敢えて「ワンオク」と呼ばせて下さい。
僕のワンオクとの初めての出会いは、YouTubeで色んな音楽をディグっていた時に、関連動画に出てきた『アンサイズニア』のMVを観た時でした。「なんかカッコ良さそう。」と何気なく動画をタップしてMVを再生し、コーラスとギターの音が鼓膜を揺らした瞬間、雷に打たれたかのような衝撃が走ったのと同時に、確かな鼓動の高鳴りを感じたのを覚えています。自分がこのバンドを大好きになることを、その時に確信しました。真っ暗な夜に、ビルの屋上という最高のロケーションのMV。ボーカルtakaさんの赤と黒のテープが貼られたオリジナルのマイク。楽曲自体のカッコ良さは勿論、僕の目には何もかもがカッコよく映りました。
そんな訳で、僕はワンオクに、そしてロックやバンド自体にもみるみるハマっていきました。
中学生の頃、「高校に行ったらバンドを組んでボーカルやりたい」と思うキッカケを作ってくれたバンドや人物は何人か居ますが、その中でも特に感化されたのは間違いなくワンオクでしたし、憧れの存在でした。
『アンサイズニア』のMVを観終わった後は、すかさず『Re:make』『じぶんROCK』『Liar』と、どの順番で聴いていったかまでは定かではありませんが、このあたりの楽曲をはじめ、次から次へとワンオクの楽曲を聴いていったことを覚えてます。
そして、ワンオクにハマってから1、2年が経つと、映画『るろうに剣心』の主題歌『The Beginning』がリリースされる事になりました。新曲のリリースが発表されてから、まだかまだかと、どんな曲が来るのかずっと楽しみにしていたし、この『The Beginning』が、僕が初めて買ったワンオクのCDでもありました。音源を初めて聴いた時、ボーカルtakaさんの歌い出しを聴いた瞬間に、ビックリするほど興奮したのを覚えてます。勿論、『映画るろうに剣心』を観に行ったのですが、映画の世界観にもハマっていて、エンドロールで流れた大音量の『The Beginning』には心を揺さぶられるモノがあったし、「またこの映画を観たい、またワンオクの楽曲を映画館で聴きたい」と思うほどに感動しました。
そして、「自分も同じ様に、いつか映画の主題歌を歌って、観た人たちに感動を与えられるようなアーティストになりたい」という1つの大きな夢も出来ました。
今の夢も、昔抱いていた夢や目標も、
1つずつ、そして必ず、
支えてくれている人達と二人三脚で、
共に叶えていきたいです。
2019年9月2日に始動した、ダンス&ボーカルグループ。メンバーは内田将綺、相沢勇仁、星野陽介、仲川蓮、南優輝の5人(写真左から)。2022年3月時点で、デジタルシングルを14タイトル、シングル1枚、フルアルバムを2枚発表している。最新リリースは、6月22日発売の2ndミニアルバム「君と僕の唄」。9月23日にグランキューブ大阪、10月8日に東京・LINE CUBE SHIBUYAで3周年記念ライブを開催する。
公式HP
https://gjunes.com/
◆「学芸大青春のジュネッセンス!!」過去の連載はこちら◆
https://ddnavi.com/serial/junessence/