改めて知る“疾風”の実力。マリィが怯えるものの正体は?
今話ではこれまで漠然と語られていたリューの過去が判明した。かつてリューが所属していたアストレア・ファミリアは闇派閥イヴィルスに陥れられたことで壊滅し、リューは敵討ちでイヴィルス一派、それだけでなく疑わしい者たちを根こそぎ殺して回ったという。これが、リューがブラックリストの賞金首である理由だった。そして、ダンジョンでリューに襲われていた冒険者ジュラはイヴィルスの生き残りであることも分かる。
そのリューが、取り逃したジュラを仕留めるために討伐隊の前に姿を現す。“疾風”の二つ名が表すように、リューは加速するほどに強くなり、討伐隊をいともたやすく蹴散らしていく。そしてベルの前に立ち、「邪魔をするならあなたでも斬り捨てる」と、譲れない復讐の決意を告げるのだった。
声優・早見の熱演が迫力を倍増させたこのシーン。放送後のTwitterには、「リューさんがここまで憎悪するって、よっぽどのことをルドラファミリアはしたんやろな」「殺し屋の眼をしててマジ怖えぇ、コワッ!!」といった、激情に駆られるリューを畏怖するコメントが相次いでいた。
また、リューの復讐劇が始まった今話だが、彼女の捜索中に再会した異端児(ゼノス)のマリィは、「ここにいちゃいけないもの…いる」と、何かの存在にひどく怯えていた。下層では一体なにが起こっているのか。視聴者からは「目的は復讐と明確。戦うしかないのか!? ただ、この件とは別に不気味な“何か”がいそうな気もしますね…」「カサンドラの予知夢はリューの事件だけを指すわけではなさそう。ここからまだ波乱がありそう」という、不吉を予想する声も上がっていた。次回、第9話「凶兆(ラムトン)」は9月16日(金)に放送される。
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