サウンドクリエイター、アーティスト、プロデューサー、そしてエンタメ会社の社長であるTom-H@ckによるニコニコチャンネル「Tom-H@ck音楽大学 -特進クラス-」の、リアルイベントが9月24日(土)に開催される。主催のTom-H@ckからコメントが届いた。
人気アニメの音楽がテーマ
9月24日同日昼・夜の2部構成で、それぞれ人気アニメの音楽をテーマに、ゲストを迎えてトークが展開される。今後音楽でアニメに関わっていきたいという方には必聴の内容となり、オリジナルグッズの販売も予定。2000円以上購入された人は、公演終了後にTom-H@ckから出演者のサイン入りグッズを受け取れる特典会に参加が可能になる。
Tom-H@ck インタビュー
-本イベントは同日に昼、夜の2回行われるとのことですが、それぞれの見どころ、またどのような人に向けた内容になりそうか教えていただけますか?
まず昼の部はメイドインアビスの世界観を大きく担っているBGM(劇伴)を制作している、Kevin Penkinさんを迎えて、壮大な世界観の音楽制作を紐解いていこうと考えています。皆様に分かりやすく、尚且つマニアックな内容で皆さんと近い距離でキャッチボールをしながら楽しみたいと思います!
夜の部ではOxTとして長きに渡りオーバーロードに携わってきた中で、どのようにアニメ音楽の現場が時代と共に変化をしてきたのか、そして「商業音楽」と「アーティスト」として作品に向き合う時の姿勢や、大事な事などを、実際に共に創り上げた音楽プロデューサー若林さんとでリアルな制作現場のお話を鮮度抜群の内容でお届けしたいと思っています。
想像や妄想だけではない、リアルな現場の空気感を味わっていただけたら。昼、夜それぞれ100分ぐらいの公演を予定してますので、みなさんぜひ会場に遊びに来てください。
- ニコニコチャンネル『Tom-H@ck音楽大学 -特進クラス-』から派生したイベントとのことですが、Tom-H@ckさんが音楽教育に対する想いを伺えますか?
これまで日本で生まれたコンテンツや産業がどんどんと外へ漏れていったことで、独自の素晴らしい個性を持ったコンテンツが育ちにくくなり、海外にも肩を並べられ、自分達のオリジナリティが薄れていく感覚が強くなってきた昨今。アニメ音楽という分野では世界的にもトップコンテンツである日本で、これまで築き上げてきたこの大事な分野の進化とオリジナリティを守り、更にそれを育てる事で日本のアニメ音楽の個性をより強固にし、インターナショナルに発信していく。そんな未来の為に、私たちが持っているノウハウや感性をこの特進クラスの皆様には積極的に伝えていきたいと思っています。
メディアファクトリー
発売日: 2015/08/25