目黒蓮は「はっとさせるような変化をチャーミングに」
ーー今後、大学や航空学校で舞にはさまざまな出会いが訪れます。大学の人力飛行機サークル「なにわバードマン」で設計を担当している刈谷博文を演じる高杉真宙さん、航空学校の同期でエリートパイロット一家の息子・柏木弘明を演じる目黒蓮さんについて教えてください。
高杉さんに演じていただく設計担当の刈谷は、飛行機の設計のこだわりがあり、とんがった部分のある、非常に頭がいいキャラクターです。ある種とがり過ぎていて、周りとぶつかりがちなのですが、それはピュアで、思い入れが強いからこそ。不器用さと熱さを持っている人物なので、高杉さんの持っているキャラクターがハマるんじゃないかなと。
目黒さん演じる柏木はエリートパイロット一家の息子ということで、非常に優秀だけれども結構プライドが高く、ちょっととっつきにくい人です。舞はすごい突出した能力あるわけではなく、コツコツと自分のできることを一生懸命頑張ってやっていくキャラクターなので、最初に彼と出会った時には、少し近寄りがたいと感じます。けれど、飛行機はいろいろな人が連携して初めて飛ぶものなので、自分だけが非常にできる、ということだけでは回って行かない。一方で舞にはチームワークをよくしていくことに適正があったりする。そこでお互い一緒にやっていく中で、関係性が変わっていったりします。
ちょっと距離感のあるところから、「こんな笑顔をするんだ」みたいな、はっとさせるような変化をチャーミングにやっていただいています。目黒さんの魅力に、非常にぴったりだなと思っています。
ーーヒロインの恋模様なども気になりますが…?
これは事前にはなかなか言いづらいですね(笑)。詳しく言ってしまうとつまらないので、ぜひ楽しみにしていただきたいと思います!