日々さまざまなエンタメ情報を扱うWEBザテレビジョン編集部。そんな編集部員たちが、面白かった番組・気になる番組を毎月シンプルに紹介していく連載。ぜひあなたのテレビライフに役立てていただければ幸いです。
編集長K「六本木クラス」「神クズ☆アイドル」
次回が最終話となる「六本木クラス」(毎週木曜夜9:00-10:00、テレビ朝日系)は、原作「梨泰院クラス」を忠実に再現していて、当然おもしろいんですが、初期はここまで忠実でいいのか?と思う部分もありました。でも7話以降、葵役の平手友梨奈さんが、「新(竹内涼真)ラブ!」というかわいさを出した演技になってきて。平手さんは過去にはクールな役を演じることが多かったですが、かわいい演技も魅力的だと改めて感じましたし、なんだか欅坂46でデビューした当初の彼女を思い出しました。
もう1作、9月10日に最終回を迎えたアニメの「神クズ☆アイドル」(テレビ東京ほか)は、アイドル活動に未練を持つ伝説のアイドルの幽霊が、やる気のない現役アイドルに取り憑いたことから協力して活動していくというストーリー。アイドルのオタクが登場する回が多くて、オタク同士の会話に納得感がある。グッズを買うときの様子、打ち上げでの会話など、オタクってこういうこと考えてるよね、というのが伝わってきて面白かったです。
副編集長S「探偵!ナイトスクープ」
「探偵!ナイトスクープ」(毎週金曜夜11:17-、ABCテレビ)はくだらない笑える依頼が多いですが、時々感動系の神回があります。9月9日に放送された回も、彼氏にマスクを外した顔を見せられないという中学1年生の女の子が登場しました。ディストピア感がありますが、確かにコロナ禍で3年以上マスクをしているわけですから、そういうこともあるんですよね。最終的には彼氏が「そのままの彼女が好き」と言ったことでマスクを外す結末になり、人間と人間の愛が描かれていてよかったです。
副編集長H「メイドインアビス 烈日の黄金郷」
9月28日に最終回が放送された「メイドインアビス 烈日の黄金郷」(TOKYO MXほか)は、元々原作コミックが好きで見ていましたが、原作では回想の形で描かれていた過去編を、現在の時間軸と混ぜながら見せていく演出がすごくうまいし、作画のクオリティも高くて、アニメならではの見ごたえのある作品になっていると思います。グロテスクなシーンや過酷な展開が注目されがちで、それも実際ひとつの個性ではあるのですが、決してそれだけではない強度のある作品です。
編集U「5分後に意外な結末」
「5分後に意外な結末」(毎週木曜深夜0:29-0:54、日本テレビ系)は、ドラマ内で5分のショートドラマを毎回2本放送するという、“時間コスパ”重視の今の時代に合った番組。パッと見て面白いつくりになっているし、津田寛治さんなど演技が上手い役者が演じることで、短い時間でも迫真の演技によって満足できる作品です。
編集N「もしもツアーズ」
9月24日の放送で最終回を迎えた「もしもツアーズ」(フジテレビ系)のゲストがウッチャンナンチャンでした。コンビでは今年初共演とのことでしたが、南原さんが内村さんにネタを振る絡みもあり、MCのキャイーンのお2人もずっとうれしそうで、温かい最終回でよかったです。久々の共演でも全く違和感がないことにも、コンビのすごさを感じました。
編集I「川島・山内のマンガ沼」
「川島・山内のマンガ沼」(毎週土曜夜1:28-1:58ほか、読売テレビほか)は、新旧の名作漫画を取り上げたり、今話題になりそうな漫画をプレゼンし合う番組です。扱う漫画が「ダーウィン事変」「日本三國」「ババンババンバンバンパイア」など、ちゃんとおもしろい作品を取り上げているので気になってよく見ています。
気になる番組はありましたか?それではまた来月!