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<弁論をはじめます。>チョン・リョウォンら主要キャストが魅力語る 出演の決め手は「台本の面白さ」

2022/10/07 16:28

出演の決め手は「台本の面白さ」


今作は同名エッセイが原作。制作を決めたきっかけについて聞かれたカン・ミング監督は、「原作のタイトルにまずひかれました。勝率の低い国選弁護士がどうやって法廷で活躍するのか、私たち市民のためにどんな風に生きているのかを描きたいと思いました。そこに各キャラクターたちの秘密を入れながら、人々の姿を作品に込めました」と語った。

続いて出演者三人に、ドラマ出演を決めた理由を尋ねると、三人はそろって「台本の面白さ」を挙げた。これが3度目の法廷ドラマとなるチョン・リョウォンは「これまでも法廷ものはたくさんお見せしてきたので、はじめは“台本を早く読んでお断りしなくては”と思ったんです。軽い気持ちで台本を読んだのに、1冊が2冊に、2冊が3冊になって。“どうしよう。私、ものすごく好きかも”となり、出演することにしました」と回答。

イ・ギュヒョン、共演者を聞いて…「断る理由が全くない」


一方、法廷ドラマへの出演は多いものの、これが初めての弁護士役となるイ・ギュヒョンは、「西部地検、北部地検、南部地検…。僕もこれまで法律にかかわる専門職をいろいろと演じてきました。監獄にも行ったことがありますし(笑)。でも、今回の作品の台本を読んだとき、ものすごく面白かったんです。すらすらと読めて、キャラクター的にも多様な面を見せられると思いました。また、(監督に)“ほかにはどなたが出るのですか?”と尋ねたところ、お二人(チョン・リョウォン、チョン・ジニョン)だとおっしゃったので、『これは断る理由が全くない』と思い、やることに決めました」と語った。

チョン・ジニョンは「法廷ドラマといえば、善悪がはっきりしていて決まりきったストーリーという偏見がありましたが、1話の台本を読んで『ちょっと違うね』と思い、2話を読んで『すごく違うね』と思い、3話を読んで『これまでのものとは全く違うじゃないか』と思ったんです。悪役はあまり演じてきませんでしたが、今回の悪役演技はとても面白く感じ、やることにしました」と、ドラマの内容の新鮮さを強調した。

同時に、劇中で対立関係にあるチョン・リョウォンイ・ギュヒョンとの共演について尋ねられると、チョン・ジニョンは、「法廷で弁論をしなければいけない二人がかわいそうでした。基本的に長セリフというのは、俳優にとっては負担が大きいんです。弁護シーンはほとんどが一人語りなので、覚えるのも大変ですし、加えて演技もしなくてはいけない。ですが(お二人は)しっかりとやり遂げました。もちろん、ほかの演技も上手で、素敵でした。主人公を演じた二人が今作に笑顔と面白さを与えてくれました。と同時に、この主人公たちは悲壮感も与えるキャラクターなんです。その三つの側面をうまく演技していたと思います」と二人を絶賛した。

下に続きます
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