AKB48の倉野尾成美と下尾みうが10月11日、都内にて開催された「TOKYOコリナイ・コレクション Presented by ピップエレキバン」に登壇。未来の“肩がこらない服”「コリナイ・コレクション」として製作された作品を着こなした姿を披露した。
磁気治療器「ピップエレキバン」シリーズが2022年で発売50周年を迎えることを記念して発足された「コリナイ・プロジェクト」。同プロジェクトの一環として制作された、未来の“肩がこらない服”「コリナイ・コレクション」がこのほど完成した。
学生発案の“肩がこらない服”で登場
ピップエレキバン50周年アンバサダーの倉野尾と下尾は、コレクションのモデルとして文化服装学院の学生たちがデザインを発案した“肩がこらない服”に身を包み登場。SHOWROOMモデルオーディションを勝ち抜いてこの日の着用モデルとなった穂木の香、鈴木克哉、そして自ら着用モデルも務めたピップ株式会社の松浦由治社長らと共に登場した。
ふわふわの綿をふんだんに使用し、ボリューム感もあるのに軽くて着やすいことが特徴で、まるでベッドの中で布団に包まれているような感覚を感じられる「コンフォータブルベッド」と名付けられた作品を着た下尾。
感想を聞かれると「布団をイメージしたファッションなんですけど、小さい頃、布団が車になっていて寝たまんま移動できないかなと夢を見ていたことがあって。それが今、服として実現している感じがすごくしている」と喜びをあらわにした。
また、「見た目と違ってとても軽くて暖かいので、今の季節にぴったりなんじゃないかな」と笑顔。「肩こりもこれで少しは軽減されるんじゃないかなと思います」とうれしそうだった。
倉野尾は、肩への負担から物理的に解放させるべく、肩にかかるスリーブを風船で浮かせた斬新な「ライト」と名付けられた作品を着用。
「普段、ステージで歌ったり踊ったりする活動はしているんですけど、こうやってコレクションに参加することはなかなかない機会なので、今日はすごく楽しみにしていました」とはにかんだ。
さらに、作品については「想像力豊かなデザインだなと思いました。こうやって風船で浮かすっていう想像力が、今の私たちだと考えられないけど、子どもの頃の考え方を使って実現させていることが本当にすごい」と純粋な発想への驚きを口にしていた。
AKB48の新衣装への提案には苦笑い
AKB48の最新シングル「久しぶりのリップグロス」の衣装として着用するのはどうかと勧められると、倉野尾は「たしかにこの衣装はかわいいなとはとは思うんですけれども…。軽いしすごくいいなと思う部分はたくさんあるんですけど、さすがにこれで16人が踊っていたらとんでもない(笑)」と苦笑。
「次の課題が見つかりそうですね(笑)。立ち位置が立てなくなりそう」としながらも、「そこはピップエレキバンを貼って臨みたいなと思います」と商品へのフォローも忘れなかった。
下尾は「今日、話を聞いていてノースリーブとかって肩に負担がかからないのかなとちょっと思った」とした上で、「私、新衣装がノースリーブなんですよ。首周りがこるのなかと思ったので、首周りにピップさんを、本番中に隠し貼って臨みたいと思います」と宣言していた。
◆取材・文=山田健史