Kis-My-Ft2・玉森裕太が主演を務めるドラマ「祈りのカルテ 研修医の謎解き診察記録」(毎週土曜夜10:00-10:54、日本テレビ系)の第2話が10月15日に放送される。
現役医師によるベストセラー小説が原作
同ドラマは、現役の医師でもある作家・知念実希人によるシリーズ累計20万部突破のベストセラーが原作。研修医・諏訪野良太(玉森)が、カルテを通して患者たちの秘密とうそを優しく見破るハートウォーミング・ミステリーとなる。
玉森演じる諏訪野は、人当たりがよく、空気を読むことに天才的に長けているという性格。医者としての自分の適性に悩みながらも、患者に寄り添い、真っすぐに立ち向かっていく。
第2話あらすじ
諏訪野(玉森)の新たな研修先は外科。長時間の手術、焼き肉、長時間の手術、ステーキ、長時間の手術という外科特有のループにぐったりする諏訪野だったが、院内の誰もが一目置く優秀な外科医である指導医・冴木さえき(椎名桔平)に必死についていく。
諏訪野と冴木は、胃がんと診断された老齢の患者・近藤玄三(伊武雅刀)に手術の説明をする。冴木が「腹部を切ることなく内視鏡を使った粘膜切除だけで完治する」と告げると、同席する娘・幸子と孫・真緒は安堵(あんど)し、再来週には80歳になる近藤も「先生方に任せておけば大丈夫だ」と内視鏡手術に前向きな姿勢を見せる。そのまま入院することになった近藤のベッドは、同じくがんを患っているらしい若宮悟志(前原滉)の隣になった。
翌日、諏訪野が病室を訪れると近藤の姿はなく、検査前の若宮がジュースを飲んでいた。諏訪野が注意すると、若宮は「だって俺、人の好意をむげにできないのよ」と訳の分からないことを言う。そこに近藤が思い詰めた表情で戻ってきて、突然「手術をやめる」と言い出すのだった。困惑する諏訪野が理由を聞くと、近藤は一言、「これはがんじゃないからです」。
諏訪野は外科のカンファレンスで、近藤が手術を拒否していることを報告。外科部長らは「民間療法の業者に何か吹き込まれたのかもしれない」と臆測を立て、なんらかの処置を諏訪野に求める。答えに窮する諏訪野だったが、冴木のフォローによってカンファレンスを乗り切るのだった。近藤はその後も「これはがんじゃない」の一点張り。このままがんを放っておいたら2、3年で亡くなる可能性が高いのに、手術を強制することもできず、諏訪野は複雑な心境に。
そんな中、みどり(池田エライザ)は、病院をうろつく沙智さち(豊嶋花)の様子が気になる。何をしているか問いただすと、沙智は「何人死んだかを数えている」と言い放つ。そしてその夜、近藤と若宮は外科のスタッフステーションに忍び込み、こっそりパソコンを操作し始める。