姉妹に対しての憧れ
実生活では姉妹がいない2人。姉妹に対しての憧れを聞くと…。
山本:私はありました。お姉ちゃんのお下がりの服とかいいじゃないですか。家での会話も楽しそうだし。私はお芝居でもお姉ちゃんがいる役はあまりなかったので新鮮です。
瀧本:こうやって妹ができるのこのお仕事ならではのことで、すごくうれしいです。ちなみに私はカッコイイお兄ちゃんが欲しかった。一緒に歩いてたら恋人に間違えられるみたいなのに憧れがあって(笑)。
山本:その気持ち分かります! でも今回は姉妹。2人がどんな姉妹で、何を考えているのか、ハラハラしながら楽しんでいただきたいです。
瀧本:まともな人はあまり出てこないのですが、それでもそれぞれに共感できる部分があると思います。複雑に絡み合う人間ドラマに注目してください。
取材・文=玉置晴子
第1話あらすじ
広島から東京に出てきた三好凪沙(山本舞香)は、人気スタイリストの自慢の姉・三好沙帆(瀧本美織)の紹介で、デザイン会社で働いている。デザイナーとして一人前になるのが夢である凪沙は、デザイン部の先輩にも恵まれ、充実した日々を送っていた。
ある日、部長の丸山(アキラ100%)からの頼みで、営業部にデザイン画を届けることになった凪沙は、高校時代の初恋相手・麻倉陽佑(溝端淳平)と再会。しかし、営業部の羽瀬昊汰(佐藤大樹)が凪沙に陽佑を紹介してくれると、陽佑からは「初めまして」と言われてしまう。
その夜、沙帆と共に暮らすマンションへ帰った凪沙。この日の出来事を報告すると、沙帆は「それって運命ってやつじゃない?」とおおはしゃぎ。翌日、いつもより少し大人っぽく凪沙をコーディネートし、凪沙の髪をセットした沙帆は、「応援してるからね」と伝え、微笑むのだった。
そんな中、ある会議で、陽佑と同席することになった凪沙。しかし、空回りして、空気を悪くしてしまう。凪沙が困っていると、陽佑が機転を利かせ、助けてくれる。
そんなある日、沙帆から婚約者を紹介したい、と言われた凪沙。待ち合わせのレストランで待っていると、沙帆の元にやってきたのは、凪沙の初恋相手である陽佑だった。