福原遥&赤楚衛二&山下美月の幼少期は...
ーーこれまで幼少期の3人が中心に描かれてきましたが、みなさんの幼少期とリンクする部分はありましたか?
福原:このお仕事を始めたのが小学校1年生の時だったのですが、その時は人見知り過ぎてスタッフさんの目も見られませんでした。意見も、今でもそんなに言えないですし、(舞に)かなり似ています。
赤楚:僕は似ていないです。どちらかというと、一太に近いんじゃないかな? 竹林や森林公園の中を冒険したり、かけ回ったりしている野生児だったので、貴司のような幼少期ではありませんでした。
山下:私は小さい頃はめちゃくちゃ人見知りで、全然喋れませんでした。写真を見返してみても、笑顔のものが全然ないんです。でも、久留美と同じ一人っ子なので、お父さんお母さんに喜んでもらいたいから頑張ろう、という気持ちがありました。そこは久留美とリンクしていると思います。
ーーこの先の3人の関係性はどうなっていくのでしょうか?
福原:演じている中で3人は離れていてもつながっているんだな、と感じています。貴司が短歌を送ってきてくれたり、久留美と電話で恋バナや相談をしたり。それぞれ目指す方向が定まって違う世界に進んでいきますが、「みんな頑張っているんだな」と思うことで、舞も頑張れたりします。
赤楚:3人の関係性や空気感は今後もほぼ変わらないですね。例えば、地元の友達と話した時に学生のころの感覚に戻る感じ。どれだけ違う環境にいても、その瞬間だけは素に戻れるような場所になっているのかなと思います。
山下:大人になると関係が薄れていくこともありますが、この3人はそういうのがない本当の親友、幼なじみだなと。しばらく会わないシーンなども続きますが、久々に会った時に雰囲気や髪型が少し大人びた2人を見て、久留美はきっとうれしいだろうなと感じました。