coldrain、悲願の横アリワンマン公演開催「2年前にここに立っていたら、全然違うライブになっていた」
“野暮な説明はなし” 盟友・MAHが登場
あまりに曲数が膨れ上がったためか、最近はライブで演奏されていないアルバム「THE ENEMY INSIDE」の冒頭4曲を5分のメドレーに凝縮し、そのままスクリーンに白いネクタイが映し出されると、盟友・MAH(SiM)が登場。野暮な説明はなしで、作品内でもMAHがゲストボーカルを務めていた「The Maze」を披露した。
Masato「またいつか横浜アリーナやるよ!」
「ルール面では一歩前進したと思うけど、マスクまで全部取っ払えた時に、この数年でやってきたことをもう1回やろうと思ってます。
15×(5+U)の『U』は、coldrainがこれまで関わってきた人のことです。もちろん、こうしてライブに来てくれるみんなもそう。俺達はそのみんなに夢を支えてもらってる。こんなデカいところでやりたいっていう夢をみんなに支えてもらってると思っていて。
みんなにはみんなの人生の目標がある中で、その人生の一部に俺達の音楽があって、それが今ここにいる人の共通点になってる。でも俺達にはこの音楽しかなくて、みんなにはみんなの人生があるだろうに、ルールを守りながら動いてくれて。その人達に対してバンドが何ができるかって言ったら、それぞれの好きな曲をなるべく多くやることだと思ってて。だから、どうしても長くなってしまいます。支えてきてもらってきた分だけ、聴かせたい。いつかはあなたの好きな曲が聴けるようにライブをしていくと約束します。
いろんな目標、仕事、学校…いろんなタイミングで力が必要な時は、音楽に力をもらってください。それでも足りなかったらライブに来てください。ちょっと早めに言っておくけど、またいつか横浜アリーナやるよ!」(Masato)
火柱、上空からの火花、映像演出の数々、ラストに舞った銀テープ。これでもかと盛り込まれた演出の数々も観客の目を釘づけにした。しかし、それすら飛び越えていくような、率直な言葉の数々、爆音の瞬発力、歌の力強さが終始持続したライブとなった。また、来年2023年の初頭には「BLARE FEST. 2023」を開催することも発表されている。