福原遥、“朝ドラ”ヒロインオーディションは『舞いあがれ!』で4回目「合格と聞いたときは本当にうれしかったです」
放送中の連続テレビ小説「舞いあがれ!」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか※土曜は月~金曜の振り返り)に出演している福原遥から、インタビューコメントが到着した。
福原演じるヒロイン・岩倉舞は、物作りの町・東⼤阪市の町⼯場で⽣まれ育った女の子。幼いころから⼈の気持ちを察するのが得意な⼀⽅、⾃分の気持ちを抑えてしまうところがあったが、五島列島の祖⺟や⼈々とふれあい、変わっていく。⾶⾏機へのあこがれから、⼤学で⼈⼒⾶⾏機サークル「なにわバードマン」に⼊って作り⼿として活動するという役どころだ。
“朝ドラ”ヒロインオーディションは4回目でした
ーー「舞いあがれ!」に出演することが決まったときのお気持ちは?
“朝ドラ”は学生の時に見ていて、元気に明るく頑張ろうという気持ちにしてもらっていたので自分の中で特別な存在です。ひとつの夢であり、ずっと憧れていた場所でヒロインをやらせていただけることが本当にうれしかったです。自分が昔“朝ドラ”からもらった感動や前に向かう勇気を、たくさん届けられる存在になりたいなと思いながら、日々撮影させていただいています。
ヒロインオーディションは4回目でした。今回も、出せるだけの力を全部出して後悔のないようにしようという思いでしたので、合格と聞いたときは本当にうれしかったです。母も泣いて喜んでくれて、みんなの思いを背負って頑張るんだよと助言してくれました。私が小さい頃に出演していた「クッキンアイドル アイ!マイ!まいん!」(NHK Eテレ)のプロデューサーさんも、泣きながら「おめでとう!」と電話をしてくださいました。「まいん!」のチームは今でも仲が良くて、家族みたいな存在です。「NHK大阪局にもみんなで絶対に行くからね!」と言ってくれました。参観みたいですね(笑)。
舞は人の気持ちをすごく理解できる女の子
ーーご自身の役柄についての印象(ご自身との共通点・異なる点など)や、演じるうえで楽しみにしていること、役のここに注目してほしいという点などを教えて下さい。
舞は人の気持ちをすごく理解できる女の子。相手が今どう思っていてどうしたいのかを、敏感に察します。一方で心優しいが故に自分が思っていることをなかなか言葉にできない一面もありますね。ちょっと弱い部分もありますが、根本の部分にはもっと強い人間になりたい、自分が周りの人を笑顔にしたいという人一倍強い思いを持っています。私自身も小さい頃、自分の意見が言えないタイプだったので舞とリンクする部分がありますね。
岩倉家は、お父ちゃん(浩太・高橋克典)とお母ちゃん(めぐみ・永作博美)が本当に優しいです。家族のシーンの撮影は、毎回楽しくてほっこりしますね。舞は、考え方や性格がお父ちゃんと合っています。まるで同い年みたいに父娘でテンションが上がったり、頑張ろう! と熱くなったりするのがすてきですよね。飛行機好きという共通点だけではなく、お父ちゃんにも夢があることや、実現するためにどんなことにも負けない! という精神が舞にも通じています。舞の根っこの部分には夢を絶対つかみたい、諦めたくない、というお父ちゃんと同じ気持ちがあると思うんです。お母ちゃんとは深い絆で結ばれていて、お互いがお互いを思いあっています。だからこそ、心配をかけられないと感じることもある関係性。お兄ちゃん(悠人・横山裕)とはなんでも言い合える仲です。舞がお兄ちゃんにだけは思っていることをバンバン言えるのも、兄妹らしいですよね。