岡田将生が主演を務める「ザ・トラベルナース」(毎週木曜夜9:00-9:54、テレビ朝日系)の第4話が11月10日(木)に放送される。その放送に先駆け、同ドラマに出演する野呂佳代に直撃取材を行った。
「ザ・トラベルナース」はどんな物語?
同ドラマは、手術場で医師を補助し、一定の医療行為を実施できる看護資格「NP(=ナース・プラクティショナー)」を持つ、一見感じが悪いけどアメリカ仕込みの優秀なナース・那須田歩(岡田)と、
柔らかすぎるほどの物腰なのに、ここぞという場面では痛烈な一言で理不尽な体制や思想を一刀両断する謎多きスーパーナース・九鬼静(中井貴一)が、患者ファーストで医療現場を改革していく痛快医療ドラマ。脚本は大ヒットシリーズ「ドクターX~外科医・大門未知子~」(テレビ朝日系)の生みの親である中園ミホ氏が担当。
野呂が演じるのは、「天乃総合メディカルセンター」の看護師・森口福美。福美は、井戸端会議と間食が大好きで、院内でのうわさ話はいち早く聞きつけ、井戸端会議のネタに上げるなど、人懐っこく、コミュニケーション能力が高いという役どころ。
今回、野呂に演じるキャラクターや撮影現場の雰囲気、そして同ドラマで感じた女優として活躍していくための意識の変化などを語ってもらった。
野呂佳代が実践する「緊張の乗り越え方」とは?
――出演が決まった時の気持ちを教えてください。
私らしい言葉で言うならば、最初はちょっとビビりました(笑)。豪華すぎる共演者の方がたくさんいらっしゃいましたし、多くの視聴者が大きな期待をしているテレビ朝日さんの木曜夜9時という枠でもあるので、すごくプレッシャーを感じました。
私は、いろいろな作品に出させていただいているとはいえ、他の共演者の方と比べたら女優としてのキャリアも浅く、女優として本格的に活動するのもこれからという位置にいるので、さらに緊張してしまいました。
――野呂さんは緊張されるイメージがあまりないのですが…。
それは、誤解です(笑)。めちゃめちゃ緊張するタイプです!
――そういった緊張はどうやって乗り越えるのでしょうか?
皆さんの参考になるような乗り越え方ではないのかもしれませんが、私は他の方と比べると、どうしても落ち着いて見えてしまうようなので、そういうことも加味して、自分の中で折り合いを付けるようにしています。
私も最近できるようになったのですが、自分から積極的にコミュニケーションを取ることが緊張を乗り越える方法なのかなと思っています。
新しい場所に行けば誰でも緊張はしますし、緊張をしないにしても多少は不安になったりもします。相手をよく知らないから、余計なことを考えて不安になり、現場が楽しくなくなってしまう。
それはすごくもったいないことなので、私はたくさんの方と話して、緊張しながらもあえて緊張に立ち向かうようにしています!(笑)。