「スター・ウォーズ」シリーズの最新作「キャシアン・アンドー」が毎週水曜昼5:00よりディズニープラス独占で日米同時配信中。今回は、その中で帝国保安局(ISB)の女性監査官、デドラ・ミーロ(デニース・ゴフ)に迫っていく。
「キャシアン・アンドー」は「スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望」(1977年、アメリカ)の直前を描いた、史上最も“泣ける”「スター・ウォーズ」と称された「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」(2016年、アメリカ)のさらに5年前、帝国が支配する暗黒の時代を舞台に、反乱軍として立ち上がる名もなき人々の物語を描いたオリジナルドラマシリーズ。
「ローグ・ワン」で反乱軍の情報将校として、命懸けの戦いを見せたキャシアン・アンドーの過去と、そこから明かされる「スター・ウォーズ」シリーズに欠かせない“反乱軍”の誕生秘話を描く。
デドラは“帝国側の主人公”
作中ではキャシアンと、彼を取り巻くさまざまな人間関係が明らかに。そのうちの1人、デドラ・ミーロはキャシアンや反乱軍の天敵となる帝国側の女性監査官。製作総指揮・脚本を務めたトニー・ギルロイが「デドラは本作における帝国側の主人公です。彼女はこの物語において“驚くべき可能性”を秘めています」と断言するなど、残り2話での活躍にも注目が集まる。
帝国の傘下にあたる組織のメンバーにあることをきっかけに追われ、逃れるために殺害してしまい指名手配犯となってしまったキャシアン。帝国の圧政により苦しい生活を強いられている中、自由を求めているキャシアンだが、帝国軍の金庫を強奪し逃亡者となっている。
そんなキャシアンの行方を追うのが、ISBの優秀な監査官・デドラ。圧倒的権力に慢心するISBの中で、気にも留められないような小さな盗難事件が反乱組織を動かす人物につながっているとにらみ、盗難事件に関わっているキャシアンを追いつめていく。
男性社会の帝国軍の中でもバリバリ仕事をこなし一目置かれる存在で、一歩ずつ確実にキャシアンに近づいていく。そんな恐ろしい帝国側のキャラクターだが、視聴者はどこか親近感を覚えてしまうだろう。
「彼女の存在が物語に説得力を持たせます」
トニーは「男性ばかりの環境の中で、女性としての道を進んでいるという彼女の存在が物語に説得力を持たせます。彼女は正しいことをしているのに、他の人は耳を傾けてくれません。それでも彼女は他の誰よりも長けていることを、ファンは知っています」と語り、物語の今後の動きを左右する重要なキャラクターになり得ると示唆。
デドラを演じるデニース・ゴフも、帝国側の主要な女性キャラクターを演じることについて「女性が帝国の監査官としてあのユニフォームを着たことは、これまでなかったの。女性として初めてあのユニフォームを着たのが自分だったということに、私は大きな意味を感じたわ。とても光栄なことだし、自分がそれにふさわしい仕事をしたことを願うわ」と喜びを見せている。
第4話で登場して以来、知的で野心的な存在感を放つデドラは、SNS上でも「男性社会の中でも物怖じせず、チャンスを絶対に逃さない姿勢が格好良い!」「誰よりも早く反乱組織の拡大に苦言したデドラは強敵になりそう」と注目を集めており、物語の終盤に向けて活発化し始めた反乱分子と、その動きを敏感に察知し阻止しようとするデドラとの攻防が激しさを増しそうだ。
https://www.disneyplus.com/ja-jp/series/star-wars-andor/
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