オスカー女優ヘレン・ハントら出演ドラマ「World on Fire」、BS12で放送スタート
BS12で、オスカー女優・ヘレン・ハントが出演しているドラマ「World on Fire(金曜キラー通り)」が、11月18日(毎週金曜 夜9:00-)からスタートする。全7話(英語・日本語字幕)で放送される。
1997年「恋愛小説家」でアカデミー賞主演女優賞を受賞したヘレン・ハント、「ロード・オブ・ザ・リング」ボロミア役のショーン・ビーンらが出演し、第二次世界大戦の戦火に翻弄されるポーランド、フランス、ドイツ、米国の民衆と、それぞれの地で交錯する運命を描いた英BBCの戦争ドラマの同作。
「World on Fire」第1話・2話のあらすじ
11月18日(夜9:00-)放送 第1話
1939年、ドイツがポーランドに侵攻し、第二次世界大戦が始まったヨーロッパ。英国の上流階級の青年ハリー(ジョナ・ハウアー=キング)と工場で働くロイス(ジュリア・ブラウン)は、一度は恋に落ちたものの、別々の道を歩むことになる。
翻訳官としてワルシャワに赴任したハリーは現地のカフェで働く女性カシア(ゾフィア・ヴィフワチュ)と恋に落ちる一方で、マンチェスターに残ったロイスは戦争の後遺症に苦しむ父親ダグラス(ショーン・ビーン)と素行不良の弟の面倒を見ながら、夜はクラブで歌っていた。
ハリーはベルリンでラジオ放送をしている米国人ジャーナリスト・ナンシー(ヘレン・ハント)の助言もあり、カシアがナチスから逃れられるよう結婚を申し込んだ。しかし駅で妻となったカシアを待つハリーの前で運命の歯車がくるい始める。
11月25日(夜9:00-)放送 第2話
帰国したハリーはカシアの弟ヤンを母親のロビーナ(レスリー・マンヴィル)に預けて、陸軍に入隊する。ハリーとの再会を喜ぶロイスだが彼の様子がおかしいことに気づき、ヤンの存在からワルシャワで何があったか感づいてしまう。警察沙汰を起こしたトムは収監を逃れるため海軍に入隊し、傷心のロイスも慰問公演の歌手になることを決意する。
戦争を憎む父親のダグラスは失望しながらも子供たちを見送るしかなかった。ナンシーは隣家のドイツ人一家と親しくなるが、娘のヒルダの病気を必死に隠そうとする両親の態度に困惑する。ワルシャワに残ったカシアは、目の前で母親をドイツ兵に撃ち殺される。ドイツ軍へのゲリラ抗戦を続けるポーランド人青年と出会ったカシアは自らもゲリラ集団に身を投じる。