夢のカードが見られるグループリーグは楽しみ
グループリーグでドイツ、スペイン、コスタリカと戦うことになる日本。“死のグループ”であるグループEに入ったと知ったとき、「正直、ワクワクした」とせいや。
「日本が大舞台でドイツ、スペインと戦うなんてこれまでなかったんじゃないですかね。ホントめっちゃ夢のあるグループだと思います。見たくても見られなかったものが現実になる、もう楽しみしかないですよ。あとドイツ、スペインに勝ったとき、絶対とんでもないことになる。お祭り騒ぎどころじゃないし、勢いもめちゃくちゃつくだろうし。そう考えたらチャンスでしかない。日本は逆に得したんじゃないですか？ まずは初戦のドイツ。ここに勝って勢いづいてもらいたいです」
目を輝かせてサッカーを語るせいやのさらにアツい話が聞けるのが、彼がＭＣを務めるABEMAの「FIFAワールドカップ64」。
「選手たちのコアでリアルな話が聞けたり、元日本代表の内田（篤人）さんがスタジオに来てくださって解説してくれたりと、めちゃくちゃタメになる。とくにABEMAでは、地上波の放送終了後も“アディショナルタイム”でトークする時間があって面白い。内田さんをはじめとした解説者の方の話を聞いてから試合を見ると、素人ながら、そういうことか!と分かることが多いです。なので、僕は視聴者と解説者の方の間に入って、みんなが知りたいことを引き出せたらと思っています」
対して同じサッカー番組でも「推しサカ」は「またひと味違う楽しみ方ができる」とせいや。
「今までになかった笑えるサッカー番組。完全なバラエティ番組なので、なんで僕がＭＣをしているのかが分かると思います。サッカーを入り口にして選手のプライベートや意外な素顔とかを紹介するんで、サッカーにそこまで興味のない方も充分楽しめるはず。寝る前に深く考えずに見てほしいです。めっちゃ笑えます」
ワールドカップを目前にしてさらにサッカー熱が燃えている彼に今大会の優勝候補を聞くと…。
「フランス。エムバペ選手はもちろんですが、なんといってもベンゼマがいる。アシストもすごいけど、ラ・リーガ21—22シーズンの得点王でもあるから、どんなシュートを見せてくれるのか。スター軍団のフランスが優勝する姿は見たいです」
取材・文＝玉置晴子
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