自分は6人目のTEAM NACSだと思っているので(笑)
――そして9月に行われたBillboard Live TOKYOでのコンサート「吉田羊NIGHT SPECTACLES THE PARALLEL」も初放送ですね。いろんなカバー曲を歌われて、これこそいつもと違う吉田羊さんが見られたステージだったと思いますが。
コロナ以降、ファンの方とお会いする機会が減ってしまっていたんですが、とても近い距離でやりとりができたので、すごく楽しかったです。普段、Instagramでコメントしてくださる熱心なファンの皆さんのお顔が一致したりして。ずっと小劇場の舞台でお芝居をやってきましたから、あの近さは安心感がありました。ましてや今回は、会場にいた全員が私に会いたいと思ってくださっていたわけですから、ウェルカムな空気感がとても暖かかったです。
――ゲストに大泉洋さんが登場されましたが、そこにも安心感が?
ありましたね。大泉さんは同年代で第一線で活躍されている方なので、もちろんリスペクトもありますけども、どこか同志という感覚も勝手に持っていて、自分は6人目のTEAM NACSだと思っているので(笑)、絶大な安心感がありました。
――セットリストはどのようなテーマで考えられましたか?
基本的には“私が歌いたい曲”とか“思い出の曲”ですね。あとは、俳優が歌うんだったらちょっと語りの入った曲がいいんじゃないかとか、ドカン!と会場で一緒に盛り上がれる曲とかを選びました。
――大泉さんとのデュエット曲はどのように?
デュエット曲ってたくさんありますけど、最近のデュエット曲ってあんまりなくて。私のファンの方の年齢層が幅広いので、だったらデュエット曲じゃなくても、年齢関係なくみんなが知ってる曲を歌い分けてデュエットしようかなって思ったんです。それでビリー・ジョエルの曲を選んだんです。若いファンの方で知らなかったという人もいたんですけど、このコンサートをきっかけに原曲を聴くようになりましたって言ってくれたり、このコンサートのセットリストでプレイリストを作って聴いてますって言ってくれたり、そうしたきっかけになったことも嬉しいですね。
――カバー以外にも、作詞もされたオリジナル曲の「colorful」も披露されていますね。
はい、そうです。今回、大泉さんがゲストに来られたので、大泉さんとご一緒したドラマをモチーフに歌詞を書いたこの曲で、図らずもそこがリンクして筋ができた気がしました。結果的に、全部に意味を持たせることができたかなって思います。
WOWOW 2022年12月3日(土)夜0:00~夜3:50/4日(日)朝10:00~夜10:00ほか【WOWOWプライム】
<放送予定番組>
映画「嫌な女」
映画「ハナレイ・ベイ」
映画「ボクの妻と結婚してください。」
映画「母さんがどんなに僕を嫌いでも」
舞台「三谷幸喜「東京サンシャインボーイズ『returns』」」
オリジナルドラマ「松尾スズキと30分の女優 吉田羊の乱」
オリジナルドラマ「がんばれ!TEAM NACS『episode1』」
ドラマ「吉田羊×大泉洋『2020年 五月の恋』[特別版]」
特別番組「吉田羊『メグルヒツジ』ウタウ前に話すこと」
コンサート「吉田羊NIGHT SPECTACLES THE PARALLEL~ウタウヒツジ~25TH ANNIVERSARY SPECIAL」
舞台「ザ・ウェルキン」
ドラマ「連続ドラマW コールドケース3 ~真実の扉~」(全10話)
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