山本舞香と瀧本美織がW主演を務めるドラマ「Sister」(毎週木曜夜11:59-0:54、日本テレビ系)の第5話が11月17日に放送された。凪沙(山本)に訪れた幸せな時間。しかしそれはほんのつかの間のことで、沙帆(瀧本)の狂気に再びどん底に突き落とされる展開となった。(以下、ネタバレがあります)
幸せな凪沙と陽佑に、沙帆が妊娠を報告
同ドラマは、あやぱん氏が原作、蜆ツバサ氏が漫画を担当した作品で、“マンガボックス”アプリで2018年から連載されたラブサスペンス。登場人物たちが隠す“裏の顔”が次々と明かされ、秘密と裏切りが渦巻く。
連続ドラマ初主演となる山本が姉や周囲の人間たちにほん弄される三好凪沙役、瀧本が凪沙の姉で、やがて狂気的な思惑が明らかになる沙帆役に挑む。また、凪沙の初恋相手で現在は沙帆の婚約者・麻倉陽佑を溝端淳平、陽佑の同僚で親友の羽瀬昊汰を佐藤大樹(EXILE/FANTASTICS from EXILE TRIBE)が演じる。
第5話は、沙帆からの連絡が2カ月途絶え、同棲する凪沙と陽佑は幸せな時間を過ごしていた。そこに沙帆が現われ、妊娠12週目であることを明かした。
だが、実は、お腹の子は沙帆の計画で拉致して無理やり関係を持った陽佑の子どもではなかった。そのときに妊娠はできず、落ち込む沙帆に昊汰が人工授精で自分の子どもを妊娠して陽佑の子とするように提案したのだった。
凪沙に父を奪われた嫉妬?
そんなことは知らずに動揺する凪沙を沙帆はさらに追い詰める。クライアントからの指名で雑誌広告の企画を担当することになった凪沙だが、モデルを沙帆が務めることが判明。そして沙帆が指定した撮影用の小道具は、ブーケやクマのぬいぐるみなど、沙帆が幼い時の凪沙にゆずってくれたものばかりだった。
それらを“奪って”きたことを謝る凪沙だが、沙帆にとって父・洋介(吉沢悠)も奪われたも同然だった。洋介が再婚し、凪沙と沙帆は異母姉妹。凪沙は「私のせいで寂しい思いをさせたんだと思う。けど私にとってもお父さんは家族だったし…」と言うと、沙帆は笑いながら「ほんとになにも分かってないのね。あの人は、あなたのせいで変わってしまったの。あなたの知ってる彼と、私の知ってる彼は別人なのよ。よ~く思い出してみて。あなたが何をしたのか」と告げた。