2010年に登場して以来、ウォーカーと呼ばれるゾンビが街をはびこる黙示録的世界を描いてきた、サバイバル・ヒューマンドラマ「ウォーキング・デッド」。現在ディズニープラスの「スター」にて配信されている同作が、11月21日(月)に配信されるファイナル・シーズン第24話でグランドフィナーレを迎える。アトランタの警察官リック(アンドリュー・リンカーン)の視点からスタートした本作は、生存者たちが出会いと過酷な別れを繰り返しながら安住地を求めてさまよってきた。ウォーカーだけでなく、卑劣な強奪者たちからも身を守りながら生き抜いて来た者たちが、最後に目にするものとは。(以下、ネタバレを含みます)
ゾンビであふれる世界を生き抜くサバイバル・ヒューマンドラマ
得体の知れないウォーカーに恐怖し、倒し方が分からずに右往左往していたシーズン1が懐かしい。敵はウォーカーのみで、人々は必死に協力し合って、スーパーから食料を補給したりしていた。しかし、あっという間に弱肉強食の世界になり、生存者はウォーカーと悪意に満ちた人間から身を守ることになる。
リックを中心とする主人公グループは、そんな日々の中で仲間を増やし、安住の地を求めて、農場、刑務所、地方の小さな街へと転々としてきた。リックは妻や子どもを失いつつもダリル(ノーマン・リーダス)やキャロル(メリッサ・マクブライド)、マギー(ローレン・コーハン)、ゲイブリエル(セス・ギリアム)など信用できる仲間を増やしていったが、そんな彼もシーズン9で行方知れずとなり、ウォーカー出現後の “終末世界”になってから結婚したミショーン(ダナイ・グリラ)が彼の捜索を続けている。主人公グループはライフラインが活用できるアレキサンドリアという街を高い塀で囲み、何とか暮らせる場所を確保したが、医療品や食品は常に不足しており、どこかで調達しなければならなかった。
長きにわたる極悪の救世主・ニーガンとの戦い
それはどの生存者グループも同じで、そうするとやはり強奪するグループが現れる。中には凶暴化する者も現れ、“救世主”のリーダーを名乗るニーガン(ジェフリー・ディーン・モーガン)は最たる極悪人だった。シーズン7の第1話でシリーズ最大の愛されキャラ・グレン(スティーヴン・ユァン)を撲殺し、世界中のファンから非難されたニーガン。その後、アレクサンドリア・王国・ヒルトップ・オーシャンサイドの連合軍に敗北し、ニーガンは収監されたが、主人公たちのために貢献したことからシーズン10からアレキサンドリアで普通に暮らすことを許される。それでもグレンの妻のマギーだけは受け入れることができず、ヒルトップに移り住んだが、新たな集団が現れたことで再びアレキサンドリアに戻ることになる。
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