大泉洋が演じ分けた20代から50代の場面写真解禁「目まぐるしい役なので、難しいなと思いました」<月の満ち欠け>
大泉洋コメント「毎日シーンを大事に積み重ねていくという現場でした」
今回は4つの年齢(28、36、47、55歳)を演じるほど、とにかく目まぐるしい役なので、その年その年の小山内に何が起きてどういう心境なのかということを、丁寧につかんでいくのが難しいなと思いました。
撮影は基本順撮り(時代順)にしていただいたので、クランクインして数日は楽しいシーンの撮影でした。奥さん(柴咲)と娘の幸せな生活を前半に撮影していたので……。
ただその後の展開が辛いんです! でも前半と後半で、幸せだった頃、不幸になってからというのをきっちり分けていただいたので、ある意味やりやすかったです。毎日1シーン1シーンを、大事に積み重ねていくという現場でした。
「月の満ち欠け」STORY
“もう一度逢いたい”と願う純粋な想いが、27年の時を超えて奇跡を起こす。
仕事も家庭も順調だった小山内堅(大泉)の日常は、愛する妻・梢(柴咲)と娘・瑠璃のふたりを不慮の事故で同時に失ったことで一変。深い悲しみに沈む小山内のもとに、三角哲彦と名乗る男(目黒)が訪ねてくる。
事故に遭った日、小山内の娘が面識のないはずの自分に会いに来ようとしていたこと、そして彼女は、かつて自分が狂おしいほどに愛した“瑠璃”という女性(有村)の生まれ変わりだったのではないか、と告げる。
「愛し合っていた一組の夫婦」と、「許されざる恋に落ちた恋人たち」。全く関係がないように思われたふたつの物語が、数十年の時を経てつながっていく。