プロ野球スカウトたちの熾烈な戦いがついに実写化ドラマ化! ドラマ「ドラフトキング」がWOWOWにて放送決定
プロ野球チームの凄腕スカウトを主人公とした野球漫画「ドラフトキング」が、2023年春WOWOWにて放送・配信されることが決定。野球が題材となる作品がWOWOWでドラマ化されるのは今回が初めてとなる。
主人公は球団スカウト! 異色の野球漫画「ドラフトキング」とは?
原作は、「ベー革」(小学館)、「野球部に花束を」(秋田書店)をはじめ、数々の人気作品を生み出してきた野球漫画の名手・クロマツテツロウが描く異色の野球漫画。現在もグランドジャンプにて連載中で、単⾏本は13巻まで刊行されている人気の作品だ。
本作の主人公は、プロ球団「横浜ベイゴールズ」の凄腕スカウト・郷原眼⼒(ごうはら・オーラ)。中学・高校・大学から社会人野球までくまなく眼を光らせ、隠れた才能を獲得するために⼀年中日本全国を飛び回っている。毒舌家でスタンドプレーも目⽴つが、その確かな“眼”で同僚や他球団からも⼀目置かれる存在だ。
郷原をはじめとするスカウト部メンバーが目指すのは、その年のドラフトで選ばれた選手の中のNo.1である「ドラフトキング」の獲得。各球団がこぞって注目する即戦⼒級の選手はもちろんのこと、スカウトの腕の⾒せどころとなるのは何といっても下位指名選手。
実際のプロ野球界でも、イチローは4位指名、岩隈久志は5位指名など、後にメジャーリーグでも大活躍した選手が下位で指名されていた、数々の隠れた原石を⾒いだし、他球団を出し抜き、やがて1位指名選手を超えるスター選手を生み出すことがスカウトの真骨頂とも⾔える。
⼀⾒、華やかで熱いスポーツの世界には、⼀般には知られることのない“裏側”がある。単に才能を⾒抜くではなく、選手たちの人生に寄り添い、彼らの葛藤や苦悩を分かち合うのもスカウトの務めだ。本作では、そんな裏⽅の流儀や誇りをも作品を通して描いていく。
プロ野球という世界を描きながらも、仕事に毎日汗を流す社会人なら誰しもが共感し、熱くなれる新たなスポーツドラマとなること必至の本作。スカウトたちによる交渉、駆け引き、裏切り、熱き戦いがどのように描かれていくのか注目だ。
「ドラフトキング」ストーリー
「横浜ベイゴールズ」のスカウト・郷原眼力は、独善的で毒舌家だが、自他ともに認める凄腕スカウトマン。特定のエリアを持たずに全国を所狭しと飛び回っている。彼が狙うのは、自身の確かな“眼”で隠れた才能を見出し、その年のドラフト会議で選ばれた選手の中のNo.1である「ドラフトキング」を引き当てること。
元プロ選手で現在はひたむきに選手たちと向き合う新米スカウト・神木良輔や、スカウト部の部長で人情派の下辺陸夫らスカウト部メンバーは、郷原とも激論を交わしながらチームの強化のため奮闘する。さまざまな葛藤や問題を抱えた高校球児や社会人野球の選手たちを前に、郷原はどのような獲得策を講じるのか…。
一方、目的達成のためなら手段を厭わず、“ハブ”の名で恐れられる郷原の宿敵「大阪ホワイトタイガース」のベテランスカウト・毒島竜二もまた、逸材獲得に向けて闘志を燃やし暗躍していた。郷原たちは原石を見出し、「ドラフトキング」を獲得することができるのか。