新田真剣佑、シンガポールで“熱い歓声”受ける ディズニーのファンタジー作品出演に「光栄です」 <ワンダーハッチ>
11月30日、ウォルト・ディズニー・カンパニーが今後予定されている劇場作品と動画配信作品を紹介する「ディズニー・コンテンツ・ショーケース2022」をシンガポール マリーナベイサンズにて開催。同イベントでは、アジア各国の作品が発表され、日本パート内「ワンダーハッチ -空飛ぶ竜の島-」プレゼンテーションに俳優の新田真剣佑が登壇。「世界観に携われたことがとても光栄です」とコメントした。
実写映像とアニメで表現したファンタジーな世界を融合
「ワンダーハッチ」は本イベントで制作が発表されたディズニープラス初となる日本発のオリジナルファンタジー作品。
日本各地でロケを行った実写映像とアニメで表現したファンタジーな世界を融合させ、実写とアニメという2つの映像表現手法を通じて観客へまったく新しい体験を提供する。
大ヒット作「攻殻機動隊」などで知られるProduction I.Gがアニメ制作を、「約束のネバーランド」(集英社 ジャンプコミックス刊)の作画を担当した出水ぽすかがキャラクター原案・コンセプトアートを手掛け、生きづらさをかかえ、周囲と馴染めない女子高生が、異世界からやってきた少年と出会うことで、彼女の運命を変える冒険に繰り出す物語が描かれる。
主人公・ナギを演じる中島セナと少年・タイムを演じる奥平大兼の2人の注目の若手俳優を主演に起用し、タイムが憧れる青年アクタ役を国際的に活躍し、Netflixの「ワンピース」にも出演予定の新田真剣佑が務める。
監督は「東京喰種」などの萩原健太郎監督と「ONE PIECE STAMPEDE」の大塚隆史監督。アカデミー賞に輝いた「ドライブ・マイ・カー」の山本晃久、「バケモノの子」、「未来のミライ」などの伊藤整、そして涌田秀幸がプロデューサーを務める。
新田真剣佑に歓声
本作のプレゼンテーションには、作品を代表して、山本プロデューサーと新田真剣佑が登場。新田が登場すると場内では歓声が起こり、各国から来ているメディアに向け、流暢な英語でのトークとなった。
本作のアイデアについて聞かれた山本プロデューサーは、「素晴らしいアイデアは萩原健太郎監督と脚本家の藤本さんが、まず日本の漫画の世界と現実の世界を行き来するような。そういう物語が作れないか?ということを受け、そして脚本のチームを作って2つの異なる世界、我々の住む世界と、ウーパナンタという別の世界をつなぐ物語ができました。そして、日本にはとても素晴らしいアニメ文化があるので、ウーパナンタの世界をそのアニメーションの力を発揮する形で融合できないのかということで思い浮かびました。また、ワンダーハッチは素晴らしい作品になると思うので、どうぞご期待ください」と作品への想い溢れるコメント。
アニメと実写を融合した作品について新田は、「この作品はディズニーによる日本初のオリジナルファンタジーで、このアニメの世界観に携われたことがとても光栄です」と語り、また、「やはり、現実の世界とアニメの世界が融合されているところが、とても魅力だと思います」と現在撮影中の本作の魅力を伝えた。