立て続けにメガヒットを飛ばしている、「週刊少年ジャンプ」連載のアニメ化作品。この波に続きそうなのが、現在放送中のTVアニメ「チェンソーマン」だ。悪魔が日常にはびこる世界で、悪魔を駆除する“デビルハンター”として生計を立てていたデンジ。ヤクザにだまされて殺されるも、チェンソーの悪魔“ポチタ”の力で復活する。そんな「チェンソーマン」で主人公のデンジ(声:戸谷菊之介)とバディを組むのが、“血の魔人”のパワーだ。声を当てる、ファイルーズあいに話を聞いた。
「一番好きだと思ったキャラクターは、パワーちゃん」
ーーまずは「チェンソーマン」がアニメ化されると聞いたときの感想を教えてください。
元々原作に夢中でした。私が最終巻を読み終わったタイミングで、アニメ化が発表されたんです。それはもう、運命的なものを感じました。読んで一番好きだと思ったキャラクターは、パワーちゃん。これほど嫌な言動をするのにかわいくて仕方ないキャラには出会ったことがなかったので、衝撃でした。「チェンソーマン」のオーディションがあったら受けたいと、その頃から思っていたんです。
「“私がパワーちゃんをやりたい!”という気持ちが強くなっていった」
ーー意中の役を、見事に射止めたんですね。
最初はオーディションを受けられるだけで幸せでしたが、どんどん進んでいくにつれ、「私がパワーちゃんをやりたい!」という気持ちがより強くなっていって。このようなご縁に恵まれて、本当に幸せです。
毎週火曜24:00~ テレビ東京系ほかにて放送中
声の出演:戸谷菊之介、井澤詩織、楠木ともり、坂田将吾、ファイルーズあい、伊瀬茉莉也、高橋花林、八代拓、津田健次郎、内田真礼、花江夏樹、内田夕夜、後藤沙緒里、大地葉、濱野大輝 ほか
原作:藤本タツキ(集英社「少年ジャンプ+」連載)
監督:中山竜
脚本:瀬古浩司
キャラクターデザイン:杉山和隆
アクションディレクター:吉原達矢
チーフ演出:中園真登
悪魔デザイン:押山清高
美術監督:竹田悠介
色彩設計:中野尚美
撮影監修:宮原洋平
音楽:牛尾憲輔
オープニング・テーマ:米津玄師「KICK BACK」
挿入歌:マキシマム ザ ホルモン「刃渡り 2 億センチ」
エンディング・テーマ:ano「ちゅ、多様性。」、Eve「ファイトソング」、Aimer「Deep down」、Kanaria「大脳的なランデブー」、syudou「インザバックルーム」、女王蜂「バイオレンス」、ずっと真夜中でいいのに。「残機」、TK from 凛として時雨「first death」、TOOBOE「錠剤」、Vaundy「CHAINSAW BLOOD」、PEOPLE 1「DOGLAND」、マキシマム ザ ホルモン「刃渡り 2 億センチ」
アニメーションプロデューサー:瀬下恵介
制作:MAPPA
公式サイト:chainsawman.dog
(C)藤本タツキ/集英社・MAPPA