山本舞香と瀧本美織がW主演を務めるドラマ「Sister」(毎週木曜夜11:59-0:54、日本テレビ系)の第8話が12月8日に放送された。前回の第1章完結を経て、第2章がスタート。“裏切り編”と題されただけあり、またも多くの驚きが渦巻く開幕となった。(以下、ネタバレがあります)
幸せの一方で、沙帆の幻覚に悩まされる凪沙
同ドラマは、あやぱん氏が原作、蜆ツバサ氏が漫画を担当した作品で、“マンガボックス”アプリで2018年から連載されたラブサスペンス。登場人物たちが隠す“裏の顔”が次々と明かされ、秘密と裏切りが渦巻く。
連続ドラマ初主演となる山本が姉や周囲の人間たちにほん弄される凪沙役、瀧本が凪沙の姉で、狂気的なダークヒロインの沙帆役に挑む。また、沙帆の元婚約者で凪沙と結婚した陽佑を溝端淳平が演じる。
第8話は、沙帆が崖から転落した衝撃の事件から1年。凪沙は陽佑と結婚して幸せに暮らし、仕事も絶好調だったが、生存は絶望的なはずの沙帆が迫ってくる悪夢や幻覚に悩まされることに。
凪沙が前の会社の先輩・桧山に相談
仕事にも支障をきたし、落ち込んで帰ってきた凪沙は、自宅マンションのエントランスから出てくる沙帆を見た。「また幻覚だ」と思っていると、沙帆が人とぶつかったことで核心に変わる。「いまここにお姉ちゃんが来てたでしょ?」と問い掛けるが、陽佑は「沙帆はもうどこにもいないんだ。全部終わったことなんだよ」と否定。それでも凪沙が疑っていると、陽佑は仕事関係の人と飲みに出かけてしまった。
その夜、沙帆の夢を見て恐怖を感じた凪沙は、バーへ。すると、広島にいたころの会社の先輩で、現在は東京でフリーランスのデザイナーをしている桧山(永井大)が声をかけてきた。幻覚のことを話していると、「みんな幸せを人から奪ったり奪われたりしながら、すました顔して生きてんの。人間ずるいのが普通なの」「まずお前自身が自分のずるさを認めれば、楽になるんじゃないのか?」と桧山。また、陽佑も妻にいえない秘密があるはずだと指摘した。
桧山と過ごしている間は幻覚が現れず、凪沙はダメだと思いながらも桧山と関係を持ってしまう。