小宮璃央と井上想良がW主演を務めるドラマ「永遠の昨日」(毎週木曜深夜1:20~ほか、MBSほか)の最終話となる第8話が12月8日に放送され、浩一(小宮)が居なくなったあとの満(井上)の様子が描かれた。浩一への愛を抱えて生きる満の姿が切なく、涙がとめどなく流れた。(以下、ネタバレを含みます)
“泣けて泣けて仕方がない”青春ラブストーリー
同ドラマは、交通事故に遭ってしまった高校生の浩一と同級生の満が心を通わせ、生と性を見つめて懸命に“生きた”二人の姿を描いた、榎田尤利原作のBL小説「永遠の昨日」が原作。
陽気でクラスの人気者の浩一と秀才で人付き合いが苦手な満。高校生の二人は正反対の性格ゆえに強く引かれあっている。しかしある朝、浩一は満の目の前でトラックにはねられてしまう。その場で起き上がり、いつものように笑ってみせた浩一は、確かに「生きて」いるけれど、クラスメートたちは次第に浩一の存在を忘れ始める。浩一が消えてしまうまでの限りある刻を懸命に輝かせた二人の姿に“泣けて泣けて仕方がない”青春ラブストーリーとなっている。
浩一と満のクラスメイト・鏡屋寿美子を大友花恋、橋本郁美を鳴海唯、クラス委員長を新原泰佑が演じる。また、浩一たちのクラスの担任・小河雅彦役で中村優一、生物学の教員・玉置役で朝井大智が出演するほか、浩一の母を北原里英、青海総合病院の内科医・香住遥を小林涼子、満の父・青海敏郎を松村雄基が務める。
満の父親が、浩一の家族はまだ見えているのかと尋ねる
もう残されてる時間が僅かな浩一と「特別な時間」を過ごした満。翌朝、満がキッチンでコーヒーを淹れていると「ずいぶん早起きだな」と父親がやってくる。
父親は浩一がうちに泊まったことを確認して「ご家族はまだ見えているのか?」と尋ねた。その言葉を聞いて満は目を丸くして驚いた。