12月25日(日)に『アワー・フェイバリット・ソングVol.4 ~「私がオバさんになっても」を愛する理由〜』(夜9:00-9:55、BSフジ)が放送される。今回は、デビュー35周年の森高千里が1992年にリリースした「私がオバさんになっても」にスポットを当てる。収録後、森高がインタビューに応じ、35周年への思いや、「私がオバさんになっても」に対する印象の変化などを語った。
同番組は、激動の時代でも変わらず歌い継がれ、愛され続ける名曲を一時間かけてじっくりと掘り下げていく音楽特別番組。楽曲を愛する著名人たちが曲への思いを語る他、アーティスト本人も当時のエピソードや曲にかける思いを明かす。
「今じゃないと話せないことも話せました」
――収録を終えた感想を教えてください。
最近は、「私がオバさんになっても」について聞かれる機会があまりなかったので、話しながら自分で“そうだったな”と思い出したり、自問自答したりしながらお話しできたんじゃないかなと思います。
――いろいろなエピソードを話された中で、今まで話していなかったことや、自分でも発見だったことなどはありましたか?
20代のときの気持ちと今の気持ちの違いなど、今じゃないと話せないことも話せました。あとは、本当にライブが好きなので、ライブに対しての思いなど、そういうことも伝えることができました。
「35周年は想像もしていなかった」
――今年はデビュー35周年ですが、改めて、35周年をどのように受け止めていらっしゃいますか?
デビューした当時は、10年もやっていられないと思っていたので、35周年は自分の中で想像もしていなかったですし、ずっと歌ってこられるとも思っていませんでした。途中、子育てで休業していた時期はありますが、今この年齢で自分が好きなことを続けていられるというのは、すごく奇跡的なことです。
――35周年と聞いた時には、信じられないという気持ちが大きかったのですか?
そうですね。ただ、25周年の時に、それまで休んでいた歌を再開することになって、“そこから10年”という気持ちの方が大きいかもしれないです。25周年のときから10年も続けられていたんだな…と。
――コンサート活動を再開されてからの10年間、「Love music」(毎週日曜夜0:30-1:25、フジテレビ系)のMCをされたり、常に活躍を続けてこられた秘訣はなんですか?
常に、何事にもチャレンジしていきたいという思いで活動しています。私のことを必要としてくださる方がいるのであれば、躊躇(ちゅうちょ)しないでまずやってみて、ダメだったらまた次のことを考えれば良いと思っているので、チャレンジすることを大切にしています。
「Love music」の前身となる「水曜歌謡祭」(2015年、フジテレビ系)の司会のお話を頂いたとき、司会はそれまでやったことがなくて不安の方が大きかったのですが、“私でよければ”ということでチャレンジして、今も「Love music」でMCを続けていられるというのは、あのときチャレンジして本当によかったなと思います。機会を頂いたということも、すごくご縁だなと思っているので、その気持ちを忘れずにこれからもやっていけたら良いなと思います。