荒牧慶彦、"僕のわがまま"を詰め込んだ俳優10周年記念公演が開幕 殺陣、歌、剣舞、トークと盛りだくさん
12月15日(木)、荒牧慶彦俳優10周年記念公演 「殺陣まつり~和風三国志~」が東京・明治座にて開幕。同日に公開ゲネプロが開催された。
主・劉備を探す旅の物語
本作は、忽然と姿を消した主・劉備を探す趙雲(荒牧慶彦)が、関羽(君沢ユウキ)や張飛(田中涼星)と共に、時には数多の敵に囲まれ、時に不思議な出会いを経ながら旅をする物語。殺陣だけでなく歌や剣舞も盛り込んだ、バラエティ豊かな内容となっている。また日替わりゲストとして鈴木拡樹、橋本祥平、松田凌、水江建太、植田圭輔、梅津瑞樹、和田雅成が出演する。
冒頭、進行役のMC孔明(南圭介)が舞台に登場し、本作の原案となる「三国志」の設定を説明。戦の途中で主君である劉備とはぐれてしまった趙雲たちは、劉備を探す中で敵に襲われる。謎の館に迷い込んだ趙雲が自身の影と戦う「影絵断ち」は、プロジェクションマッピングの映像と息の合った見事なアクションが見どころ。
「本日の劉備様」として現れた日替わりゲストとのトークコーナーを挟みつつ、ゾンビに襲われた趙雲一行は、それぞれの得意技を活かした戦いを見せる。張飛は長い手足を生かした流麗なアクション、関羽は槍を使ったパワフルかつキレのあるアクションで目を奪った。ここで荒牧が社長を務める芸能事務所・Pastureの新人俳優である司波光星と田中朝陽もお披露目出演。関平(司波)は特技のラップを堂々と披露し、劉封(田中朝陽)は素手での殺陣でフレッシュな動きを見せた。
ハードな"100人斬り"も披露
続いて荒牧による100人斬りのシーンでは、舞台横に残り人数を示すカウンターが表示され、刀、槍、銃、二刀など武器を次々と持ち替えながら華麗な殺陣を展開。最後の1人を倒すと、さすがに疲れ果てた様子の荒牧を仲間たちがねぎらった。
殺陣仙人(日南田顕久)による殺陣解説コーナー、さらに"劉備の行方を知る村の長老"役としてシークレットゲストが登場し、行方を聞きたい趙雲一行とトークを繰り広げる一幕も。そして劉備を探す旅は終わりを迎え、Pasture所属メンバー5人による「殺陣まつり」主題歌「10」の歌唱とダンスで幕を閉じた。