俳優の鈴鹿央士が12月18日、都内で行われたファースト写真集「omen-前兆-」(ワニブックス)発売記念取材会に出席。デビューしてからの3年を振り返り「人生で一番幸せだったんじゃないかな、っていう3年間」と語った。
鈴鹿のファースト写真集となる本作は、デビュー直後の撮影にも慣れていない時から現在まで、地元岡山で撮影した撮りおろしを1冊にまとめ、3年間の成長と俳優としての表現の幅を感じられる一冊に。表紙は鈴鹿本人のアカウントで行われたインスタライブ&メールにて読者投票で選ばれた写真を使用している。
脱ぐ予定はなかったから…
鈴鹿は「デビュー直後の2019年からずっと約3年撮り溜めていたので、いつ発売できるかな?という話し合いとかもあって、このタイミングで発売できたことがすごくうれしいです」と喜びのコメント。地元の岡山での撮影のことは「楽しかったということがまず第一です。おばあちゃんやおじいちゃん、友達も来てくれたり母校でも撮影したので、顔が緩んでいます」と振り返り「マネージャーさんがスマホで撮ったりもしてくれていたんですけど、使えるような写真はあまりなかったです(笑)」と明かした。
撮影でされた“むちゃ振り”を聞かれると「僕は脱ぐ予定はなかったんです。海の前でバーベキューをしようと。僕はバーベキューだけだと思っていたんですけど『あれ、海行かないの?』みたいな感じで盛り上がってしまって。シャツを脱いでるカットとか海に飛び込んでいるカットも入っています」と告白。
脱ぐ予定はなかったため体作りなどもしていなかったそうで、鈴鹿は「全然引き締まってもないし割れてもいない、ただの皮膚がさらされている…」と話し、会場の笑いを誘う。家族からの反応を尋ねられると、「そっか! お母さんも見てるんだ。ちょっと恥ずかしいですね(笑)」と照れ笑いを浮かべた。
2022年はいろいろ経験してきたんだなと実感する年だった
デビューから3年を振り返り鈴鹿は「“もう3年か”と思う自分と“まだ3年か”と思う自分がいます」と、とても濃かった3年だったと話し、「いろんな出会いもあって、人生で一番幸せだったんじゃないかなっていう3年間でした」とかみ締めた。
また、2022年については「1年を通してずっと作品に携わらせていただけた」と回顧。「3年ってすごく短いようで、その中でもいろいろ経験してきたんだなと実感する年でもあったし、また来年か再来年かにつながる1年になったかなと思います」と口にした。
◆取材・文=山田果奈映