柳楽優弥「ワールドムービースターになりたい」、『ガンニバル』実写化世界配信の意気込み語る
柳楽優弥が主演を務める、サイコ・スリラーコミック「ガンニバル」の実写ドラマが、ディズニープラス「スター」で12月28日から配信される。12月1日には、シンガポールで行われた「ディズニー・コンテンツ・ショーケース2022」イベントで、「ガンニバル」もアジアに向けて記者会見を行い、主演の柳楽優弥、片山慎三監督が作品の魅力をアピールした。その直後の2人にインタビューを行い、世界配信にかける思いや作品へのこだわりを語ってもらった。
ディズニープラス 日本「スター」オリジナルシリーズ大作「ガンニバル」とは
「ガンニバル」は、外界から閉ざされた村を舞台に常識が揺るがされるヴィレッジ・サイコスリラー超大作。狂気の世界へと誘われて行く主人公の警察官・阿川大悟役には、柳楽優弥。を“怪演”する。監督は、片山慎三。脚本をアカデミー賞国際長編映画賞受賞作「ドライブ・マイ・カー」で第74回カンヌ国際映画祭脚本賞を受賞した大江崇允が務め、プロデューサーに「闇金ウシジマくん」シリーズを手掛けた岩倉達哉、「ドライブ・マイ・カー」でアカデミー賞国際長編映画賞を受賞した山本晃久ら日本のトップクラスのクリエイターと俳優が集結する。
自分を見失って狂気に走っていく、実写ならではの怖さに注目
――「ガンニバル」は海外の人の反応はいかがでしたでしょうか。
片山監督:会場のモニターのところにいられなくて、どういう目で観ていたのかは分からないですけれど、バックヤードで観終わって拍手が起きていたから、それなりに伝わったんじゃないかなと思います。
柳楽優弥:先ほどの会見では、色々な国の方々が質問してくれたので、そういうのはやっぱり嬉しいです。
――「ガンニバル」が映像化されるとなった時に、原作のどのような所で魅力を感じましたか。
柳楽優弥:映像化されると知ってから初めて作品を読んでとても面白いと感じました。特に、人間関係が複雑で、色々な過去が暴かれていくところが一番面白いなと思いました。あと、「あの人」っていう2メートルくらいのおじいちゃんが出てくるんですが、今までにあるようでない存在だったので、描きがいがあるなと思いました。
――そんな原作の実写映像化のパワーはいかがでしょうか。
柳楽優弥:村の価値観に押し付けられて自分を見失って狂気に走っていく。そして一番味方だと思っていた家族すらも疑い始めるところが、実写になるとより怖さを感じました。日本だけじゃなく、世界の反応も気になりました。
――監督が記者会見で「チャレンジ出来たことと出来なかったことがあった」とおっしゃっていました。具体的にはどのような点でしょうか?
片山監督:フルCGの熊と実際の俳優が対峙して、そして噛まれて…といった表現はなかなか邦画でやられてこなかった印象があって、そういうCGを駆使したテクニカルなことにチャレンジ出来たことが一番大きいです。そういったものの中で、反省点なども色々あって。それは別の作品に反映させていきたいです。しかし、今回は時間も予算もかけて色々なことにチャレンジ出来るようなカットが撮れたと思っています。
https://www.disneyplus.com/ja-jp/series/gannibal
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▼『ガンニバル』公式サイト - ディズニープラス▼
https://disneyplus.disney.co.jp/program/gannibal.html
ガンニバル|本予告映像|Disney+ (ディズニープラス)
https://www.youtube.com/watch?v=FqixgNojfig